ライブ配信
- 2024/2/9
- 2024/1/31
ライブコマースを利用する不動産が増えているのはなぜ!...
監修者プロフィール
「ライブ配信を業者に任せたい」
「ライブ配信の費用がどのくらいかかるのか気になる」
「ライブ配信代行業者にあとから高額な請求をされないか心配…」
「ライブ配信代行の相場ってどのくらい?」
この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
個人の趣味や芸能人の近況報告などに使用されてきた【ライブ配信】は、企業が自社の製品や特徴をPRする手段としても活用されています。
ライブ配信は発信側が会場準備などの手間が省け、参加者側も会場まで向かう手間や交通費がかからないこと、場所を選ばずに気軽に参加できるなど、双方のメリットが高いことが魅力です。
当記事では、ライブ配信の費用の相場や失敗しない代行業者選びを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
INDEX
ライブ配信を行う場合、2つのパターンが考えられます。
1つ目は自分で行うパターン、2つ目はライブ配信代行業者に外注するパターンです。
ライブ配信を自分で行う場合は、ライブ配信をするシステムの初期費用や月額料金がかかり、機材を準備する必要があります。
ライブ動画配信システムを利用する際に、契約初月のみ支払う費用があります。
これらは初期にかかる費用です。
初期費用の相場は約50,000~200,000円前後で、高機能・多機能なシステムを使うほど高額になります。
中には、初期費用が無料という動画配信システムもあります。
毎月定額で発生する月額費用です。
同時に視聴できるユーザー数、通信速度やデータ転送量などに応じて金額が決定します。
一般的な月額料金の相場は、約40,000~120,000円前後です。
コメント機能やアンケート機能など、オプションを追加すると料金がプラスされます。
あまり集客ができていない場合や、より集客力を高めたい場合にオプション機能を使うと効果的です。
自分でライブ配信を行えば、代行業者に外注するよりも費用が安くすむ可能性があります。
しかし、ネットワークやソフトウェア、機器の設定や管理は専門的なスキルが必要なので、学習してトレーニングするために膨大な時間が必要となります。
すでにスキルがある方は問題ありませんが、スキルを習得する必要がある方は、自身でライブ配信を行うのではなく、ライブ配信代行業者を選択すべきでしょう。
まずは、自分でライブ配信を行う人が準備する必要のある環境や機材の相場を確認していきます。
LANには有線LANと無線LANがあります。
ライブ配信をする際は、回線への負荷が高くなるため、安定した環境で行わなければ突然落ちてしまうなどのトラブルが起こる可能性があります。
無線LANよりも有線LANの方が安定しているので、ライブ配信には有線LANがおすすめです。
【費用相場】
ライブ配信は膨大なデータの処理をする必要があるため、ハイスペックのパソコンが欠かせません。
【ライブ配信推奨のパソコンスペックの目安】
【費用相場】
約100,000円~
パソコンに内蔵されているカメラやWEBカメラは広角のものが多いです。
広角のカメラでは、画一的な映像の撮影しかできません。
配信用には、高画質でズーム機能などがついている外部カメラがおすすめです。
【費用相場】
約40,000~110,000円
ライブ配信の際は、音声がクリアでなければなりません。
パソコンに内蔵されているマイクはノイズが入りやすいため、低音質になります。
ライブ配信には、ピンマイクやUSBマイクがおすすめです。
【費用相場】
エンコーダーとは映像データと音声データを圧縮し、配信に適した形式に変換するツールで、ライブ配信を行う際に必要不可欠なツールです。
ソフトウェアとハードウェアの2つのタイプがあります。
<費用相場>
通常の室内照明では、全体的に暗く感じたり表情などが見えづらい場合があるため、2つ程度の照明を準備しておくと配信内容が鮮明になります。
【費用相場】
約3,000~15,000円
キャプチャデバイスとは、カメラ映像の情報を動画ファイルとしてパソコンに取り込んで保存し、配信ができるようにするツールです。
【費用相場】
約16,000~80,000円
音声が入った動画に音楽を入れるなど、複数の音声が入ったライブ配信を行う際には、音声ミキサーが欠かせません。
【費用相場】
約5,000~20,000円
安定したライブ配信ができる、有料のライブ配信プラットフォームを目的に合わせて準備する必要があります。
配信方法の目的は、配信者が視聴者とコミュニケーションを取りたいのか、配信者が視聴者に向けて単方向で配信したいのか、大きく2つに分かれます。
【プラットフォーム選びの目安】
<コミュニケーションがとれるプラットフォーム>
<単方向で発信できるプラットフォーム>
【費用相場】
初期費用:無料~50,000円
月額費用:約10,000~200,000円
ライブ配信を業者に代行することで、配信環境や機材を整える必要がなく、ライブ配信に必要なスキルを学ぶ時間やコストを省けます。
放送のデータ量が大きくなりすぎると、ライブ配信中に突然落ちるなどのリスクがありますが、業者に依頼することでリスクが軽減されます。
プロ仕様の安定した配信環境が整えられており、クオリティの高いライブ配信が行えることが代行業者に依頼する最大のメリットです。
質の高いライブ配信がしたい人は、ライブ配信業者をおすすめします。
次にライブ配信代行業者の相場を確認していきましょう。
企画段階からの依頼や撮影だけを依頼、ライブの運営だけを依頼するなど、依頼内容によって費用が変動します。
代行業者に依頼する際のコストを抑えたい場合や、行いたい企画が明確な場合は、企画は自社で行い、撮影だけを依頼することをおすすめします。
自社で対応できない部分を代行業者に依頼することで、効率的にライブ配信ができます。
配信環境を整える専門家やカメラマンなど、何人雇うのかや、雇った人たちの拘束時間によって人件費が変動します。
クオリティの高いライブ配信を行うためにはカメラマンは2名以上など、ある程度の人員が必要です。
どのような機材を使用して撮影をするのか、画質などの撮影オプションが必要なのかによって費用が変動します。
高画質で多機能のカメラを選択すると、費用は高くなりますが、単純な動画ではなく動きのあるクオリティの高い配信が可能となります。
外注業者の社内で撮影をする場合や、撮影場所のスタジオを手配する必要がある場合など、撮影場所によって費用が変動します。
外注業者の社内で撮影をする場合は比較的安く済む可能性がありますが、撮影スタジオをレンタルする場合は費用が高くなります。
撮影場所への移動にかかる交通費なども費用に含まれます。
移動に公共機関を使用した場合はチケット代がかかり、車を使用した場合はガソリン代や有料道路を使用した料金などがかかります。
撮影場所までの距離や人数によって、レンタカーが必要な場合もあり、費用が変動します。
ライブ配信は、低価格なもので100,000円程度から依頼することができます。
金額別の内容を確認していきましょう。
金額 | 人員 | 機材 | 内容 |
---|---|---|---|
100,000円未満 | 1人(カメラマン兼エンジニア) | 固定カメラ (三脚) | ・配信の設定 ・撮影 ・配信中のオペレーション ・サーバ上への録画 |
100,000~200,000円 | 1人(オペレーターもしくはカメラマン) | 固定カメラ (三脚) | ・配信の設定 ・撮影 ・配信中のオペレーション ・サーバ上への録画 |
300,000~500,000円 | 2人体制(カメラマン) | 高性能カメラ | ・配信画面のデザイン ・画面の切り替え ・配信中のテロップ |
700,000円~ | ・カメラマンは3人以上 ・アシスタント | 高性能カメラ | ・動画のBGM設定 ・動画内ナレーション ・その他演出にも柔軟に対応 |
撮影時間が1時間程度で、会場が手配されている業者の場合、100,000円未満で依頼することができる場合があります。
高度な撮影などはできませんが、簡単ならライブ配信を手軽に行えます。
【100,000~200,000円】程度で依頼する場合は、配信の企画構成や撮影場所の手配は、自分で行う必要があるでしょう。
最低限の撮影人数、撮影機材でシンプルなライブ配信が可能です。
【300,000~500,000円】程度で依頼する場合は、撮影スタッフが増え、機材も高性能なものを指定できます。
配信画面のデザインなども行ってくれるため、ライブ配信のクオリティが高くなります。
700,000円以上の費用で依頼する場合は、依頼内容に応じて価格が設定されます。
カメラマンやアシスタントの人数が増えるので、より撮影が進めやすく、動画のBGMやナレーションなども行ってもらえたり、演出などの要望にも柔軟に対応してもらえるため、クオリティの高いライブ配信ができます。
ライブ配信を代行する業者は数多くあるため、自分に合った業者を見極める必要があります。
例えば、企業の商品PR動画を得意とする業者、音楽配信を得意とする業者など、各業者ごとに強みが異なります。
ライブ配信の代行業者を選ぶ際の重要なチェック項目を紹介します。
実績を見なければ、自分のイメージに合ったライブ配信ができるかどうかの判断が出来ません。
実績を見ると、その業者が得意とする分野を把握することも可能です。
互いのイメージの相違が起こらないようにするためには、実績があり、具体的なイメージのすり合わせができる業者を選ぶことが重要となります。
配信したい内容に合うプラットフォームであるかどうかを確認しておきましょう。
先述した通り、コミュニケーションを取りながら配信したいのか、単方向で配信したいのかによって選ぶプラットフォームが変わります。
業者によって使用しているプラットフォームが異なるため、きちんと確認しておきましょう。
【プラットフォーム例】
代行業者によって、同じ内容でも見積もりの金額に差がでます。
機材が違ったり、それぞれの単価も業者によって異なります。
複数の代行業者に同じ内容を提示して相見積もりをとり、内容を精査して代行業者を決定しましょう。
ライブ配信は、ストリーミング配信、Web配信、YouTube配信、音楽ライブ配信など様々な種類があります。
行いたい配信に特化した業者を選ぶとよいでしょう。
ウェビナーとは、ウェブとセミナーを組み合わせた造語で、複数の視聴者に向けてレクチャーを行う講座です。
リアルタイムでのライブ配信型と事前に録画した動画を配信する録画型があります。
リアルタイムのライブ配信型のメリットは、参加者とコミュニケーションを取りながら進められ、質疑応答ができるため参加者が知りたいことを伝えやすい点です。
録画型のメリットは動画を編集できるため、内容のまとまった動画が配信でき、作成中に撮影のやり直しが可能であるため、開催側の心理的なストレスが軽減される点です。
ウェビナーが開催できるツールと費用を紹介します。
ツールの費用 | 必要な機材 | 機材の料金 | |
---|---|---|---|
YouTube Live | 無料 | ・パソコンまたはスマホ ・マイク ・カメラ | パソコン】約100,000円 【スマートフォン】普段使用しているものなら無料 【マイク】約5,000円 【カメラ】約10,000円 【ミキサー】約30,000円 【照明】約5,000円 【レンタルスタジオ】約10,000円 |
Webex Events | 要問合せ | ・パソコンまたはスマホ ・マイク ・カメラ | パソコン】約100,000円 【スマートフォン】普段使用しているものなら無料 【マイク】約5,000円 【カメラ】約10,000円 【ミキサー】約30,000円 【照明】約5,000円 【レンタルスタジオ】約10,000円 |
Zoomウェビナー | 500人:92,800円/年 1,000人:457,000円/年 3,000人:1,330,600円/年 5,000人:3,346,600円/年 10,000人:8,722,600円/年 | ・パソコンまたはスマホ ・マイク ・カメラ | パソコン】約100,000円 【スマートフォン】普段使用しているものなら無料 【マイク】約5,000円 【カメラ】約10,000円 【ミキサー】約30,000円 【照明】約5,000円 【レンタルスタジオ】約10,000円 |
ライブコマースは、ライブ配信をしながら商品を紹介して販売する方法です。
ライブコマースには、SaaS型・ECモール型・SNS型があります。
SaaS型:ライブコマースの機能を自社のECサイトやアプリに搭載させたもので、自社サイトからの販売を強化したい場合などにおすすめです。
ECモール型:ECモールに搭載されているライブ配信機能を利用する方法で、自社のECサイトやアプリを持っていない場合におすすめです。
SNS型:SNSに搭載されているライブ配信機能を利用する方法で、気軽に使用できます。
商品販売を目的にライブ配信をする際の方法と、それぞれに必要な機材や費用を紹介します。
必要な機材 | 料金 | |
---|---|---|
SaaS型 | ・カメラ ・ミキサー ・照明 ・レンタルスタジオ |
【カメラ】約30,000円 【ミキサー】約30,000円 【照明】約5,000円 【レンタルスタジオ】約10,000円 |
ECモール型 | ・マイク ・カメラ |
【マイク】約5,000円 【カメラ】約10,000円 |
SNS型 | スマートフォン | 普段使用しているものなら無料 |
音楽ライブ(イベント)を配信するメリットは、観客がライブ会場に足を運ぶ必要がなく、あらゆる場所から参加が可能であることです。
必要な機材 | 料金 | |
---|---|---|
自分で行う場合 | ・カメラ ・ミキサー ・照明 ・レンタルスタジオ |
【カメラ】約30,000円 【ミキサー】約30,000円 【照明】約5,000円 【レンタルスタジオ】約10,000円 |
代行業者に依頼する場合 | ・カメラ ・ミキサー ・照明 ・レンタルスタジオ ・スタッフの人件費 |
【カメラ】約30,000円 【ミキサー】約30,000円 【照明】約5,000円 【レンタルスタジオ】約10,000円 【スタッフの人件費】要問合せ |
代行業者に依頼する場合は、スタッフの人数や拘束時間によって人件費が変わります。
また、よりクオリティの高い映像を配信するために、カメラの台数・カメラマンを増やす場合は追加で費用がかかります。
代行業者に依頼する場合、だいたい250,000~400,000円ほどの費用がかかると考えられます。
ライブ配信は、機材の設置やネットワークやソフトウェアの設定ができる人であれば、代行業者に依頼せずに自社で行うことが可能です。
しかし、それらのスキルが不足していたり、機材を一から準備する必要がある場合や、よりクオリティの高いライブ配信を行いたい場合は、専門のライブ配信代行業者に依頼することをおすすめします。
ライブ配信は目的に応じてプラットフォームが変わるため、配信したい内容に応じて適した代行業者を選びましょう。
当記事で紹介したライブ配信の代行業者の選び方をぜひ参考にしてみてください。
弊社では、ライブ配信代行の相談に乗っていますので、お気軽に相談下さい。
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