リスティング広告
- 2024/2/9
- 2024/1/27
リスティング広告のキーワード選定方法を徹底解説|運用...
監修者プロフィール
今回はGoogle広告に新たに機能として公開された、「ファインド広告(ファインドキャンペーン)」について動画で詳しく解説しました!
随時、テキストも更新していく予定です!
INDEX
引用元:https://youtu.be/PlUu_88jfXE
Google広告で新たに公開された「ファインド広告(ファインドキャンペーン)」の情報を実際に運用してみた数値も踏まえて、公開してあります。
結論から述べます。
ファインド広告(ファインドキャンペーン)とは、Googleが保有するサービスの中でも特に利用人数が多い、3つのプラットフォーム、
に配信出来る広告のことです。
今までも、YouTubeとGmailへの配信は可能でしたが、ディスカバーフィードへの配信は出来なかったので、新たな配信面を増やせるというのは大きなメリットになります。
YouTubeでの配信面は上記のように、いわゆるおススメ動画の欄に表示されます。
他にも下の画像のように、カルーセルの形式で表示させることも可能です。
Gmailでの広告の配信面においては、下記のような形です。
上の広告をクリックすることで、下の画像のような画面が表示されます。
「もっと見る」という部分をクリックすることで、LPに遷移するような形となっています。
上記の通り、Gmail広告ではLPに遷移するまでに2回のクリックが発生します。
課金の発生するクリックは1回目のクリックでです。
1回目のクリックはユーザーの心理的ハードルが非常に低いため、クリック率が高くなる傾向があります。
ディスカバーフィードでの配信面においては、下の画像のように画像とテキストの形で掲載することが可能です。
従来は配信ができなかった面であるため、新しいリーチを獲得できます。
まずは、ファインド広告(ファインドキャンペーン)のメリットについて解説していきます。
まず、短い期間ではありますが、実際に運用してみてのファインド広告(ファインドキャンペーン)のメリットを紹介します。
になるかと思います。
具体的に解説していきたいと思います。
今回、ご紹介しているファインド広告(ファインドキャンペーン)は、まだβ版として開放された配信方法となっており、β版であるがゆえに一部のアカウントでしか開放されていません。
そのため、競合が少なく、CPCが結果的に安く収まっている印象でした。
ちなみに、ファインド広告(ファインドキャンペーン)の解放条件についてですが、おそらくランダムであると考えられます。
理由としては、開設したばかりのアカウントでも、開放されていたり、一報で長く運用しているアカウントでは開放されていなかったり、開放されていないと思ったら、いつの間にか開放されていたりなど。
予算の条件や、運用歴などは影響していないように感じました。
参考記事:バナー広告の費用相場を解説!PV単価・クリック単価それぞれ紹介!
続いてのメリットが、ファインド広告(ファインドキャンペーン)はクリック率(CTR)が異常に高いという点です。
こちらに関しては、筆者も驚きだったのですが、並行して運用しているディスプレイ広告と比較してCTRは20~30倍くらいでした。
ただ、ファインド広告(ファインドキャンペーン)では、配信面にGmailが含まれているのでその影響もあると考えられます。
参考記事:平均クリック率5%が目安?リスティング広告のCTRとは?!
参考記事:バナー広告のクリック率(CTR)を徹底解説!CTRを上げる施策も大公開!
最後のメリットが、コンテンツの作り込みが可能という点です。
どういう事かというと、今回のファインド広告(ファインドキャンペーン)では、カルーセル広告という配信設定が可能になりました。
そのため、設定する画像にストーリー性を持たせるなど新たなアプローチ方法が考えられるようになるかと思います。
これは、ターゲットや業種によるかとは思いますが、新たなメリットになりえるかと思います。
また、バナー広告については下記の記事を参照してください!
今度は、ファインド広告(ファインドキャンペーン)のデメリットについてです。
ファインド広告(ファインドキャンペーン)はまだβ版ということもあり、まだまだ細かくターゲティングなどを行うことが難しくなっております。
ファインド広告(ファインドキャンペーン)で設定できない項目は
です。
さて、ファインド広告(ファインドキャンペーン)のメリットとデメリットについて解説しましたが、ここまで文章を読んで頂いた方で、勘のいい方は何か気づくことがありませんでしょうか?
そうです、配信面が3つあるにも関わらず、プレースメントのターゲティングが出来ないのです。
加えて、プレースメントのターゲティングが出来ないため、どういったプレースメントで配信されているかなども確認することが出来ません。
これは意外と大きい問題です。
何故なら、配信面にGmailが含まれているからです。
さらにかみ砕いてご説明すると、Gmailで配信される広告において、クリックの定義がLPへの遷移ではなく、メールのクリックになります。
つまり、LPに飛んでいなくてもクリックとしてカウントされるので、先ほどメリットとしてご紹介したCPCの安さやCTRの高さが実はかなりブラックボックスとなっております。
これは、広告を配信する側としてはかなり嫌な点になるのではないでしょうか?
ファインド広告(ファインドキャンペーン)の入稿規定を紹介します。
ファインド広告(ファインドキャンペーン)を実施する際は、紹介する画像のサイズで画像を制作してください!
広告見出し
(必須)広告に表示される最初の行で、半角 40(全角 20)文字以内で指定できます。どの説明文、画像、ランディング ページと組み合わせても、意味が通じるようにしてください。1 つのクリエイティブに最大 5 個の広告見出しを指定できます。 説明文
(必須)広告見出しに説明を追加するもので、ユーザー行動を促します。半角 90(全角 45)文字以内で指定できます。どの広告見出し、画像、ランディング ページとも組み合わせることができるようにしてください。1 つのクリエイティブに最大 5 個の説明文を指定できます。 画像
(必須)1.91:1 の横長の画像を複数アップロードすれば、リーチを最大限に広げることができます。1 つのクリエイティブに最大 15 個のマーケティング画像をアップロードできます。
- 横長画像(1.91:1): 最小サイズ: 600×314。推奨サイズ: 1200×628。最大ファイルサイズ 5 MB。
- 正方形の画像(1:1): 最小サイズ: 300×300。推奨サイズ: 1200×1200。最大ファイルサイズ 5 MB。
- ロゴとして適切で、どの広告見出しや説明文、ランディング ページとも組み合わせることができる画像を選択してください。
- 最大ファイルサイズは 1 MB で、サポートされるファイル形式は JPG、PNG、静止 GIF です。画像の選択後に、アップロードした画像を希望のアスペクト比で切り抜くことができます。
会社名
(必須)1 つのクリエイティブで指定できるお店やサービスの名前は 1 つのみです。半角 25(全角 12)文字以内で指定できます。 ロゴ
(必須)1:1 の正方形のロゴをアップロードします。プロパティによっては、広告プレビューと実際の表示で、ロゴの角が丸められる場合があります。推奨サイズは 1200×1200 ですが、128×128 以上のロゴであればアップロードできます。ロゴを中央に配置する場合は、背景を透明にすることをおすすめします。どの広告見出し、説明文、画像とも組み合わせることができるロゴを使用してください。最大ファイルサイズは 1 MB です。GIF 以外でも、ほとんどのファイル形式が使用できます。 最終ページ URL
(必須)広告をクリックしたユーザーにデフォルトで表示されるランディング ページです。 行動を促すフレーズのテキスト 広告作成ツールのプルダウン リストから、行動を促す最適なフレーズを選択します。[自動] に設定すると、最大のパフォーマンスが得られるよう、最適化された「行動を促すフレーズ」が自動的に選択されます。 URL(必須) 広告をクリックしたユーザーにデフォルトで表示されるランディング ページです。 行動を促すフレーズ 広告作成ツールのプルダウン リストから、行動を促す最適なフレーズを選択します。
広告見出し
(必須)広告に表示される最初の行で、半角 40(全角 20)文字以内で指定できます。それぞれの画像に合わせて指定することができます。 説明文
(必須)広告見出しに説明を追加するもので、ユーザー行動を促します。半角 90(全角 45)文字以内で指定できます。画像ごとに説明文を入力することはできません。どの広告見出し、画像、ランディング ページとも組み合わせることができるようにしてください。 カード画像
(2~10 枚)アスペクト比が 1.91:1 またはスクエアの画像のみを使用できます。すべての画像のアスペクト比が同じになるようにしてください。カードにアスペクト比が異なる画像がある場合、広告は保存されません。 クリエイティブには、プレビュー ツールに表示された順序でカードが表示されます。
2 種類の画像サイズの詳しい使用例については、以下をご参照ください。
- 使用可: スクエア、スクエア、スクエア
- 使用可: 横向き、横向き、横向き
- 使用不可: スクエア、横向き
- 使用不可: [スクエア、横向き]、[スクエア、横向き]、[スクエア、横向き]
- 使用不可: スクエア、横向き、スクエア
- 使用不可: [スクエア]、[スクエア、横向き]、[スクエア、横向き]
会社名
(必須)1 つのクリエイティブで指定できるお店やサービスの名前は 1 つのみです。半角 25(全角 12)文字以内で指定できます。 ロゴ
(必須)1:1 の正方形のロゴをアップロードします。プロパティによっては、広告プレビューと実際の表示で、ロゴの角が丸められる場合があります。推奨サイズは 1200×1200 ですが、128×128 以上のロゴであればアップロードできます。ロゴを中央に配置する場合は、背景を透明にすることをおすすめします。どの広告見出し、説明文、画像とも組み合わせることのできるロゴを使用してください。最大ファイルサイズは 1 MB です。GIF 以外のほとんどのファイル形式が使用できます。 最終ページ URL
(必須)広告をクリックしたユーザーにデフォルトで表示されるランディング ページです。画像ごとに特定のランディング ページを指定できます。 モバイル URL
(省略可)モバイル デバイスから広告をクリックしたユーザーに、デフォルトで表示されるモバイル用のランディング ページです。 行動を促すフレーズのテキスト 広告作成ツールのプルダウン リストから、行動を促す最適なフレーズを選択します。[自動] に設定すると、最大のパフォーマンスが得られるよう、最適化された「行動を促すフレーズ」が自動的に選択されます。
ファインド広告においては、画像の中に行動を促すフレーズを含めることが禁止されています。
例えば、
のようなテキストを画像に加えることが禁止されています。
他にも、画像上にスワイプを誘発するような矢印や三角形を表示することも禁止されています。
また、他のバナー広告でも禁止されていることですが、わいせつなテキストや画像、挑発的なテキストも基本的には禁止されています。
ただし、この辺はグレーな部分で、少し挑発的なテキストを挿入した方がクリック率が高くなり、且つ審査も意外と通るということもあります。
つまり、過剰なものは避けたほうがいいでしょうという結論となります。
より詳しく見たい方は、下記のGoogle公式ヘルプをチェックしてみてください!
参考記事:Google公式ヘルプ
ファインド広告(ファインドキャンペーン)のターゲティング設定は以下のものがあります。
最近は、ITP機能の影響でリタゲの脱リタゲが必要と言われてきています。
その中で、ターゲティングのカスタムインデントオーディエンスなどをうまく活用していく必要があると思われます!
それぞれのターゲティングの詳細については、Google広告のターゲティングについて詳しく解説した記事がありますので、そちらを参考にしてみてください!
参考記事:Google広告のターゲティングとは?それぞれの内容を詳しく解説!
次は、実際のファインド広告の設定方法を解説したいと思います。
入札単価はそれぞれの目的に合ったものを選択して下さい。
基本的にWebサイトに遷移させてお問い合わせを獲得するような場合であれば、コンバージョンに設定しておけば間違いはないです。
また、目標コンバージョン単価を設定しておくことで、突然予算が跳ね上げるような事態は避けられるでしょう。
上記で説明したような、項目が入力できますのでそれぞれの項目を入力しましょう。
また、ファインドカルーセル広告の場合は、画像を複数枚設定することが可能です。
配信方法によって、最適な画像枚数を設定しましょう。
例えば、ストーリーを表現したり、複数の商品を紹介したりなどの使い方があるかと思います。
ファインド広告の場合は、レスポンシブ検索広告などと同じように、画像と見出しを複数設定することが可能です。
Googleが自動で効果のいい画像やテキストを選択して配信してくれるため、出来るだけ多くの見出しと画像を設定しておくことをお勧めします。
上記の設定が完了しましたら、ファインド広告を配信することが可能です。
ここまで、ファインド広告(ファインドキャンペーン)についていろいろと解説してきましたが、まとめると、
という感じになると思います。
最後にブラックボックスが懸念であるといったような表現をしましたが、とはいえ、競合が少ないという事実やGmailを開いただけでもバナーしかない画面を見せられるという点を踏まえると、現状でも十分に効果の高い広告といえると思っています。
是非、この機会で気になった方は使ってみてはいかがでしょうか?
また、こういった最新の知識を踏まえ、より広告のコストパフォーマンスをよくしたいといった方は是非、お問い合わせ頂ければまずは、無料で現状の広告アカウントやWeb集客の相談に乗らせて頂きますので、是非お問い合わせくださいませ。
参考記事①:hagakure(ハガクレ)構造でリスティング広告運用!メリット・デメリットも解説
参考記事②:【初心者向け】リスティング広告とは?メリット・デメリットも詳しく解説!
監修者プロフィール
リスティング広告
リスティング広告のキーワード選定方法を徹底解説|運用...
リスティング広告
リスティング広告のコンバージョン率(CVR)の平均と...
リスティング広告
リスティング広告におけるROI・ROASとは?【RO...
リスティング広告
リスティング広告の始め方~アカウント出稿するまでの設...
リスティング広告
リスティング広告とSEOの違いとは?有効的な活用法を...
リスティング広告
リスティング広告を削除!不要な広告を消す方法を紹介