ライブ配信
- 2024/2/9
- 2024/1/31
ライブコマースとは?やり方は?仕組みや導入事例なども...
監修者プロフィール
「物件の契約数を伸ばしたい」
「不動産営業の実績が落ち込んでいる」
「ライブコマースと不動産の相性を知りたい」
「ライブコマースを利用している不動産の実態が気になる」
上記のようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
近年の不動産業界では、ライブコマースを利用している企業が増えています。
しかし、ライブコマースについて知らなかったり、不動産業に与える効果が分からず検討中だったりするかもしれません。
そこで本記事では「ライブコマースを利用する不動産が増えている理由」について解説します。
ライブコマースを導入するメリットや実際に利用している事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
INDEX
不動産業界でライブコマースの利用が増加しているのは、主に2つの理由があります。
まず1つは、コロナ禍によるものです。
感染症が蔓延したことで、店舗への来客や物件の相談・問い合わせが減少しています。
特に不動産の営業は、不特定多数の人と接触する機会が多く、感染を危惧して中止した方もいるでしょう。
そして2つ目は、ライブコマースの普及です。
コロナ禍でオンラインショッピングが当たり前となり、それに伴って相性の良いライブコマースも人気になりました。
ライブコマースは売上げアップや認知拡大といった効果があるため、不動産業界を含め様々な企業が導入しています。
また、不動産業者が行っている施策はライブコマースだけではありません。
営業所をオンラインに移したり、web上の物件情報でもVR見学ができるようになったりといった工夫がなされています。
不動産がライブコマースを利用すると、多くのメリットを受けられます。
それが以下の4つです。
上記内容は顧客のメリットであって、不動産側にメリットが無いように思うかもしれません。
しかし、顧客がメリットを感じれば、相談や契約が増加して売上も伸びます。
そのため、顧客のメリットが結果的に不動産のメリットにもなるといえるでしょう。
ライブコマースを導入すると、内見で現地に行く必要が無くなります。
不動産の担当者がライブ配信で物件を紹介してくれるため、顧客は自宅にいながらでも内見が可能です。
例えば、忙しくて時間が無かったりすぐに行けないような遠方の物件だったりしても、気軽に内見できます。
移動費や移動時間の削減になる点も大きなメリットです。
複数の物件を内見するには長時間を要しますが、将来的にはライブコマースで大幅な時間短縮がなされるかもしれません。
従来の内見同様にリアルタイムで質問ができます。
ライブコマースでは、コメントやチャット機能があるからです。
気になる部分をコメントしたり質問したりすれば、配信者が対応してくれます。
また、複数の方が同時に内見できるのも、不動産業におけるライブ配信の特徴です。
そのため、他の視聴者による質問やコメントで、自分が思いつかなかった潜在的な疑問を解決できる可能性があります。
不動産の営業と直接やり取りしなくてよいところも、メリットになるポイントです。
特にコロナ禍になってからは、人と接触したくないと考える方は多くなっています。
感染を避けるためには、店舗への来客や物件の内見のようなリスクのある行動を控える必要があるでしょう。
また、元々人と接するのが苦手な方もいるかもしれません。
一方、ライブ配信なら視聴するだけで良く、何かあればコメントでやり取りができます。
「感染症の予防」と「直接的なやり取りを望まない方へのアプローチ」を同時に行えるということです。
従来の営業方法では獲得できなかった層への可能性が生まれます。
ライブコマースでは、配信者に有名人を起用できます。
普通なら芸能人やインフルエンサーが内見に立ち会うことは有り得ませんが、ライブ配信であれば一般人との接触を避けられるため実施が可能です。
もし現地での内見に有名人を起用してしまうと、無関係の人が集まるなど様々なリスクが想定されるため、実現するのは厳しいでしょう。
また、有名人が配信をすることで、集客できるメリットもあります。
実際に不動産会社が有名人を起用している割合は、増加傾向にあるようです。
不動産がライブコマースを利用するのは、メリットばかりではありません。
以下のようなデメリットも存在します。
デメリットを考慮・対策した上で、ライブコマースを導入しましょう。
営業だけでなく視聴者にも、不動産の知識がある程度必要になります。
物件には様々な情報が含まれており、営業が言葉で説明しても顧客が理解できないかもしれません。
そして、営業は不動産の知識に加えて、ライブ配信のスキルも求められます。
不動産側はライブ配信される物件について知っておくよう、SNSや公式HPなどで事前に告知するのもよいでしょう。
従来のように、物件を現地で見たいと思う方もいます。
不動産の契約は、オンラインショッピングのような簡単に決められるものではありません。
ライブ配信だけでは伝わりきらない部分があり、どうしても不安を感じてしまうでしょう。
また、物件周辺の情報に関しても、実際に足を運んで確認する必要があります。
そのため、オフラインとオンラインの両方をうまく組み合わせることが大切です。
不動産業界には、未だライブコマースが浸透していません。
現地での内見が根強いことや、ライブ配信のノウハウや環境が整っていないことも考えられます。
また、顧客側もライブ配信を通した物件の契約に、決心がつかない方も多くいるでしょう。
しかし、大手の不動産会社では、ライブコマースのようなオンラインでの内見に取り組んでいます。
ライブコマースの需要が高まりつつあるため、今のうちから導入する準備を整えていきましょう。
それでは実際にライブコマースを利用している不動産の事例を紹介します。
ライブコマースの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
出典元:トップ不動産開発
山形のトップ不動産開発は、コロナ禍に伴ってライブコマースを導入しています。
ライブ配信に利用したのは、フェイスブックライブです。
「30分~1時間のライブ配信で物件の特徴を紹介する」という営業方法が話題となりました。
実際に配信30本中9件の成約に繋げているため、ライブコマースの導入が成功したといえるでしょう。
出典元:神居秒算
神居秒算は、中華圏最大級の日本不動産プラットフォームです。
ライブコマースを導入したことで、中華圏などから日本の物件を内見できるようになっています。
コロナ禍によって国間の移動が厳しい中、現地に行かず内見できるのは嬉しいポイントでしょう。
また、「中国語・日本語間を自動で翻訳するチャット機能」「専門のサポートが受けられる営業代行サービス」など、不動産契約がよりスムーズに進むような工夫がなされています。
今回は「ライブコマースを利用する不動産が増えている理由」について解説しました。
不動産の営業にライブコマースを導入することで、顧客は現地に行かずとも内見が可能になります。
また、1度の配信で複数の顧客が内見できることから、効率やコストの観点でも大きなメリットを得られるでしょう
うまくいけば売上アップに繋がるため、ライブコマースを利用しない手はありません。
しかし、ライブ配信を実施するには、営業とは別のノウハウやスキルが必要です。
失敗してしまうと、企業のイメージダウンや損失に繋がりかねません。
合同会社SAWLでは、高品質のライブ配信代行を提供していますので、ぜひお気軽に相談下さい。
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