純広告
- 2024/2/9
- 2023/12/17
純広告とは?メリット・デメリットも解説!おススメの純...
監修者プロフィール
「純広告の費用ってどのくらいかかるのだろう?」
この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
今回は、そんな方のために、純広告の費用相場について解説させて頂きたいと思います。
INDEX
そもそも純広告とは何なのでしょうか?
純広告とは、一定期間でメディアなどの広告枠を買い取って出稿する広告のことです。
一定期間で買い取ってしまうため、突然広告を停止されてしまうとうリスクがありません。
一方で、運用型広告などでは、広告枠を借りているような形になるので、広告枠を提供しているGoogleやYahoo!などの都合で、広告が停止する可能性があります。
そもそもの純広告については、純広告について詳しく解説した記事がありますので、そちらを参考にしてみてください。
参考記事:純広告とは?メリット・デメリットも解説!
純広告の費用形態には、主に9つの種類があります。
それぞれ詳しく解説していきます!
期間保証タイプは、その名の通り契約期間のみを保証する契約形態です。
媒体側には効果が出ても出なくても大丈夫な契約のため、比較的価格が安くなる傾向があります。
インプレッション保証タイプは、広告が何回見られたかというインプレッションを保証するタイプの費用形態です。
広告が見られないというリスクを避けることが出来ます。
また、LPに遷移したかや購入に至ったかなどの効果の責任を媒体側が背負う必要がないため、比較的料金が安くなりやすい傾向があります。
インプレッションの度に、料金が発生する費用形態です。
1回も広告が見られなければ、料金が発生しないため、広告主は広告が見られないというリスクを避けることが可能です。
こちらも、インプレッション保証タイプと同様に、媒体側のリスクが小さいため、料金は比較的安くなりやすい傾向があります。
クリック数を保証するタイプの費用形態です。
広告主は、遷移先のLPを見られないといったリスクが避けられるため、比較的効果の出やすい形態であると言えます。
ただし、媒体側はインプレッション保証タイプやインプレッション課金タイプに比べ、リスクが高まるため、料金はインプレッション課金タイプやインプレッション保証タイプに比べ高くなる傾向があります。
クリック数の応じて、課金が発生するタイプの費用形態です。
クリックされなければ、費用が発生しないという媒体側のリスクが高まるため、比較的料金が高くなる傾向があります。
お問い合わせや購入などのあらかじめ設定した成果が発生したタイミングで料金が発生する費用形態です。
広告主としては無駄な費用が発生するリスクが小さくなる形態です。
一方で、媒体側としてはリスクが高まるため、料金が高くなる傾向があります。
配信数保証タイプは、メルマガなどの配信数が保証され、その配信数によって費用が決まる費用形態です。
メルマガの為、記事広告で使われることの多い費用形態です。
加えて、個人にセグメントして広告を確実に配信されるため、費用は高い傾向があります。
メルマガなどの配信数によって、費用が決まる費用形態です。
メルマガが配信されないと、費用が発生しないため、媒体側のリスクが高まります。
そのため、費用は高くなりやすい傾向があります。
最近では、動画広告が普及しています。
その動画広告において、動画の再生数が保証されるタイプの費用形態です。
広告主は、動画が再生されないというリスクを避けることが可能です。
比較的、費用は高い傾向があります。
再生課金タイプは、再生数によって費用が決まる費用形態です。
媒体側に動画が再生されないと、費用が発生しないリスクが伴うため、費用はかなり高くなる傾向があります。
純広告の費用は、記事広告やバナー広告などの種類によって変動します。
おおよその目安によっては、下のような形です。
純広告の費用感については下の表のようになります。
マイページジャック広告 | 想定インプレッション数×0.5~1円/月 |
バナー広告 | 想定インプレッション数×1~2円 |
記事広告・タイアップ | 想定PV数×50~150円/記事 |
テキスト広告 | 想定インプレッション数×0.5~1円/月 |
動画広告 | 想定PV数×0.5~1円 |
メール広告 | メール配信数×10~20円/通 |
純広告は上記のように、形式によっても変動しますが、これから紹介するポイントでも変動します。
純広告の費用相場の変動要因の1つとして、媒体の負うリスクの大きさがあります。
つまり、上記で紹介した、費用形態です。
例えば、インプレッション課金とクリック課金では、クリック課金の方が媒体の負うリスクが大きいため、費用は高くなる傾向があります。
掲載する媒体の信頼性が高いと、掲載されること自体に価値が生まれます。
何故なら、掲載された広告も信頼できるものであると言える可能性があるからです。
そのため、大規模のメディアへの掲載になればなるほど、費用は高くなります。
扱っている商材に季節的要因が大きく影響する場合は、広告の掲載時期によって費用が変わる場合が多いです。
繁忙期だと費用が上がり、閑散期だと費用が下がることが多いです。
媒体のユーザー層の購買意欲が高かったり、所得層が高いと、掲載料金も上がる傾向があります。
そのため、掲載しようと思っている媒体が、扱っている商材を購入するユーザーがいるかどうかをきちんと確認しましょう!
ここで説明する会社の信用力とは、広告主の方のことです。
何故なら、広告主の信用力がある場合、媒体側からすると掲載しても不祥事のリスクがないことや、資金が潤沢にあると判断されることで、次の案件も予測されるからです。
純広告掲載以外にも、媒体側に他の案件などを依頼できる場合では、費用を安く抑えることが可能なことがあります。
何故なら、媒体側からすると、全体での利益が大きくなるからです。
ここからは、純広告の実際の例についてご紹介していきたいと思います。
まず1つ目は、Yahoo!のTOPページです。
Yahoo!のTOPページは、175億PV/週もあり、かなり多くのユーザーに見てもらうことが可能です。
ただし、費用が6600万円かかるので、小さい規模の企業では実施することはなかなか難しい広告です。
費用は高いですが、インプレッション単価では、かなり落とすことが出来るので、大企業がブランディングや認知度向上などを行いたい場合には積極的に利用したい広告です。
年間で45億PVが見込めるtenki.jpに広告が配信することが可能な純広告です。
天気によって広告を出し分けることが出来るのが魅力の広告媒体です。
掲載料金は掲載の仕方によって変動しますが、20万円~などでも掲載が可能ですので、比較的掲載しやすい広告であると言えます。
詳しい詳細については媒体資料を確認してみてください。
上記のようにYouTubeのTOPページで動画を配信出来る純広告です。
費用形態としては、CPDと呼ばれる1日の予算をあらかじめ設定しておく方法と、CPMと呼ばれるインプレッション課金の方式の2つです。
CPD方式では、下記のような予算感になります。
平日:1,300万円 デスクトップ 14,000,000IMP モバイル 60,000,000IMP
土日:1,350万円 デスクトップ 16,000,000IMP モバイル 70,000,000IMP
※上記は1日当たりの金額になります。
※費用は国によって異なります。詳細はYouTubeの広告掲載チームに問合せることを推奨します
引用:Video Advertising Cost – YouTube Advertising
CPM方式に関しては、まだ導入されたばかりのため、実例がないようです。
YouTubeの営業担当の方とやり取りをしながら、配信を行い、配信の結果がレポートで確認できるのが特徴です。
レポートでは、下の項目を確認することが可能です。
引用元:Googleのマストヘッド広告について(公式サポート)
ニュースピックスは記事広告における純広告の配信例で有名です。
他のニュースの中に紛れて広告感がなく配信出来るのが特徴です。
情報感度の高い人が利用しており、所得層も高いです。
20万円/月~でも配信することが可能です。
さて、ここまででは純広告の事例や費用形態について紹介させて頂きました。
続いては、純広告を出稿するにあたって、費用を抑える方法について解説していきたいと思います。
純広告では、他の案件を一緒に依頼することで費用を抑えることが可能です。
他の案件に限らず、依頼する際の全体の費用を大きくすることで結果的に値引きをしてもらえることが多いです。
仮に値引きをしてもらえなかったとしても、何か費用以外の特典を依頼してみると意外と承諾してくれたりすることが多いです。
依頼しようとしているメディアに近いジャンルや規模で競合がいる場合、そちらに依頼することや、競合のメディアの提示してきている費用などを交渉材料にすることも可能です。
純広告に関しては、基本的に単発で高額なものが多いため、メディア側も基本的には掲載してほしいと思っています。
そのため、
「こんなに高いならもう一つのメディアにしようかな」
と交渉をしてみましょう。
純広告を依頼する際に、掲載したいメディアの内部の人が知り合いであったりや掲載しているメディアと関係値のある代理店がないかを調査をしましょう。
もし、上記のような人や代理店がある場合、是非相談してみましょう。
場合によっては、特別価格で掲載を獲得できる場合があります。
ミニマムで初めていきたいという方は、まず運用型広告からスタートするのがおすすめです。
何故なら、予算が1円~からでもスタートでき、停止も自分ですぐに出来るからです。
具体的には、Google広告やYahoo!広告のようなリスティング広告、GDNやYDNなどのディスプレイ広告、InstagramやFacebookなどで配信出来るSNS広告などが運用型広告としては有名です。
実際の始め方などは下記の参考記事を参考にしてみてください!
参考記事:リスティング広告の始め方~アカウント出稿するまでの設定方法について~
今回は、純広告の費用について紹介させて頂きました。
純広告は単発で大きな費用を使うことが多く、安い買い物とは言えません。
意外と純広告以外にも選択肢があるにも関わらず、純広告を使っている方がいます。
Web集客においては、様々な方法があり、安い費用でも高い効果を得る方法もあります。
弊社では、様々な広告媒体を利用し、クライアント様に合った最適な集客プランをご提案させて頂くことが可能です。
参考記事①:バナー広告とは?作り方からデザインまで全て解説!
参考記事②:【初心者向け】リスティング広告とは?メリット・デメリットも詳しく解説!
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