TikTokのライブ配信（ゲーム配信）のやり方や申請方法・条件は？できない場合の対処法も

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この記事に辿り着いたということは、上記のようなお悩みを抱えているのではないでしょうか。

TikTokではライブ配信やゲーム配信が可能です。

ライブ配信は、配信者と視聴者がリアルタイムでやりとりができるため、ユーザー同士の距離感を近づけることができます。

ただし、ライブ配信は誰でもできるわけではなく条件があるため、注意が必要です。

当記事では、TikTokのライブ配信・ゲーム配信のやり方と、ライブ配信をするための条件、できない場合の対処方法を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

TikTokのライブ配信とは？

TikTokでは、リアルタイムでライブ配信ができる機能があります。

ライブ配信は、配信者と視聴者がリアルタイムで繋がることができ、コメント機能を使用すればやりとりも可能です。

• ユーザー同士でコミュニケーションが取れる
• フォロワーの増加が期待できる

ライブ配信を行うことで、これらのメリットが得られます。

ライブ配信は、スマートフォンやパソコンからでき、ユーザー同士で直接コミュニケーションをとるために使用されている機能です。

TikTokアカウントの認知度を上げたり、フォロワーを増やす手段として、ライブ配信を初めてみることをおすすめします。

TikTokライブ配信ができる条件

TikTokのライブ配信は、TikTokユーザーの誰もがみな自由にできるものではありません。

TikTokでライブ配信をするには、いくつか条件があるので、確認しておきましょう。

年齢が16歳以上であること

TikTokライブには年齢制限があります。

ライブ配信者は16歳以上でなくてはなりません。

16歳未満のユーザーはライブ配信ができないため注意しましょう。

高品質なコンテンツを制作した実績があること

TikTokでライブ配信をするには、高品質なコンテンツの制作実績が必要です。

クオリティの高い動画の制作実績が必要であるということは、TikTok運営側が公式に公開している条件ではありませんが、ライブ配信ができているユーザーの傾向から考えられる条件となります。

TikTokでユーザーからの評価が高い動画を上げているアカウントはライブ配信ができるようになる可能性が高いです。

おすすめにのりやすい高品質なコンテンツづくりを詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

【関連記事】TikTokのアルゴリズムの仕組みが変わった？再生回数を伸ばしておすすめにのる方法11選！

フォロワー数がTikTok運営側が定める基準を満たす

ライブ配信をするために必要なフォロワー数については、TikTok運営側から公式に発表されていません。

しかし、実際にライブ配信をしているユーザーの傾向から、ある一定のフォロワー数がいるアカウントのみがライブ配信できると考えられています。

必要なフォロワー数に関しては「1,000人以上」と噂されていましたが、「300～500人程度」でもライブ配信できているユーザーがいるため、フォロワー数は300人以上でもライブ配信可能と考えられるでしょう。

TikTok運営側が定める基準について、明かされていない条件は、すでにライブ配信をしているライバー数人のデータを分析してみることをおすすめします。

分析する項目は以下の通りです。

• いいね！の数の平均
• 総再生回数の平均
• 総再生時間の平均

ライブ配信者の動画に対する「いいね！」の数や、総再生回数、総再生時間の平均値を算出することで、ユーザーからどのくらい反応をもらえばよいのかや視聴回数と時間の目安が分かります。

ライブ配信者の生のデータから、ライブ配信の条件をクリアする目標値を設定しましょう。

具体的な数値目標があると、目標達成のために行動を起こしやすくなります。

フォロワーを増やす方法①ユーザーのニーズに合った投稿を心がける

フォロワーを増やすためには、まずターゲットを明確にすることが重要です。

ターゲットを明確にし、ユーザーのニーズに合った動画を制作、投稿していきましょう。

ハッシュタグを活用して、ハッシュタグ検索からの流入ルートを作ることも大切です。

効果的なハッシュタグのつけ方について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。

【関連記事】【TikTok】人気ハッシュタグのトレンドや検索方法！日本・海外のランキング一覧を紹介！

フォロワーを増やす方法②継続して投稿をする

フォロワーを増やしても、投稿が少ない場合、フォロワーが減少する恐れがあります。

無理のない範囲で、毎日継続的に動画投稿をするとよいでしょう。

ターゲットが視聴しやすいように、ターゲットのライフスタイルに合った時間に動画投稿することをおすすめします。

なるべく毎日きまった時間に動画投稿をすることで、フォロワー以外のユーザーにも動画を視聴してもらいやすくなり、フォロワー数を増やす効果が期待できるでしょう。

フォロワーを増やす方法③動画を編集・加工してユーザーの興味関心をひく

投稿動画がユーザーの興味関心をひくような魅力的なものであれば、フォロワーは増えていきます。

動画制作の際は、つかみが肝心であるため、動画の始めの部分でユーザーの目に留まるような加工・編集を行いましょう。

TikTokで人気の楽曲を使用すると、自然とユーザーの目に留まりやすくなります。

字幕やナレーションをつけて動画を盛り上げ、最後まで見てもらえるような仕組みづくりをして、視聴者を飽きさせないコンテンツ作りを心がけましょう。

フォロワーを増やす方法④インサイト分析をして高品質な動画を制作し続ける

フォロワーを増やす手段を試しても、なかなかフォロワーが増えない場合は、インサイト分析をして動画の改善点を見つけることが重要です。

自身のアカウントで人気のある動画と人気がない動画を比較して検証してみましょう。

検証する項目は以下の通りです。

• 総再生回数
• 総再生時間
• いいねの数
• コメントの数
• おすすめへの流入数

インサイト分析について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

【関連記事】TikTokの分析方法とは？インサイトの見方やポイント・おすすめのツールを紹介！

TikTokライブ配信ができない原因

いざTikTokでライブ配信をやってみようと思っても、できない場合があります。

ライブ配信できない場合の原因を見ていきましょう。

「LIVE」の表示がなく配信ができない

TikTokライブ配信を行うには、自身のアカウントの投稿画面に「LIVE」というアイコンが表示されなくてはなりません。

ライブ配信の条件を満たしていないアカウントには「LIVE」の選択肢が出ないため、「LIVE」のアイコンが表示されていない場合は、条件を満たしていないことがわかります。

年齢が16歳未満である

アカウントに登録している年齢が16歳未満である場合、ライブ配信できません。

いくらバズるコンテンツを制作していても、フォロワーが多くても、年齢をクリアしない限りTikTokライブ機能は使えないことを覚えておきましょう。

制作しているコンテンツの品質が悪い

制作しているコンテンツの「いいね！」の数や「総再生回数」「総再生時間」が少ないアカウントは、ライブ配信ができません。

コンテンツの品質を向上させて、TikTok運営側の基準をクリアできるよう努めましょう。

フォロワー数が少ない

フォロワーの数が300人以下の場合、ライブ配信の条件を満たしていないと考えられます。

フォロワーを増やして、アカウントの認知度を上げられるように、動画制作に力を入れましょう。

TikTok側で不具合が生じている

TikTok側で不具合が生じている場合は、時間を置いてから再度試してみましょう。

不具合が解決するまで時間を要するため、問題が解消するまで待つ必要があります。

不具合を改善するために、アップデートが必要な場合はアプリをインストールしたストアで最新バージョンにアップデートを行いましょう。

TikTokのライブ配信のやり方【スマートフォン編】

出典元：TikTok

スマートフォンでTikTokライブ配信を行う方法を解説します。

1. TikTokアプリのトップ画面の「+」のアイコンをタップしましょう。
2. 画面を右にスライドして「LIVE」をタップします。
3. タイトルやカバー写真を設定しましょう。
4. エフェクトを追加したり、コメントを表示するか非表示するか、ギフト設定のオンオフ設定を行いましょう。
5. 各設定が完了し準備ができたら「ライブを開始」をタップして、ライブ配信を開始できます。

OBSを設定してゲーム配信・ライブ配信をする方法【パソコン編】

ゲーム配信を行いたいなら、パソコンにストリーミングソフト「OBS Studio」をインストールしましょう。

パソコンでライブ配信をすると、スマートフォンよりも高画質・高品質になるメリットがあります。

OBSでのライブ配信の申請方法や設定方法を解説していきます。

OBSとは？

出典元：OBS Studio

ストリーミングソフト「OBS Studio」は、無料（オープンソース）で使用できるライブ配信ソフトです。

OBSはTikTokアプリと連携できるため、TikTokでゲーム配信やライブ配信をしたい方は、インストールをおすすめします。

OBSは、パソコンにインストールして使用するため、パソコンを準備しましょう。

OBSの申請方法

OBSでのライブ配信には、申請が必要になります。

申請専用フォームにアクセスし、必要事項を入力して申請しなくてはなりません。

しかし、2021年9月より申請フォームへのアクセスが停止しているため、申請ができない状態になっており、再開を待つ必要があります。

【TikTok OBS配信の申請項目】

• ユーザー名
• TikTok ID（IDは自分のプロフィールから確認）
• 申請日

通常であれば、申請後5営業日以内に申請結果が届きますが、3日程度で届くこともあれば10日以上かかることもあります。

申請に通らない場合は、ライブ配信にOBSを利用する条件を満たしていないためと考えられるでしょう。
申請条件は公表されていません。

OBSの設定・配信方法

OBSの設定方法や配信手順を確認しましょう。

1. パソコンからTikTokにログインする
2. ホーム画面左側の「Go LIVE」をクリックする
3. タイトル・カバー写真を選択する
4. 「LIVE]のセットアップを選択し、サーバーURLとストリームキーを取得する
5. ストリーミングソフト「OBS Studio」の「設定」を開いて「配信」を選択
6. 事前に取得していたサーバーURLとストリームキーを入力する
7. 全ての設定が完了したらOBSの「配信開始」をクリックしてライブ配信をスタート

TikTokで音声のみの画像配信（画像共有）をする方法

TikTokで顔出しをしたくない場合や画像を表示した状態で音声のみでライブ配信をしたい場合には、画像配信（画像共有）をしましょう。

【画像配信の手順】

1. 「LIVE」を開く
2. 右下に表示される「加工」を選択
3. 「エフェクト」を選択
4. 「Hot」を選択
5. 緑の背景のアイコン「GreenScreen（グリーンバック）」を選択
6. フォルダ内の画像を選択
7. 画像配信の設定が完了

TikTokライブ配信で使用できる機能

TikTokライブ配信では、様々な機能を使用できます。

機能を使いこなして、動画の質を高めましょう。

タイトル・サムネイルの作成

TikTokライブでは、ライブ配信のタイトルとサムネイルを作成できます。

視聴者が「気になる」「見たい」と思う、興味関心をひくようなタイトル・サムネイルを意識して制作しましょう。

フィルターやエフェクトなどの加工機能

フィルターやエフェクトなどの加工機能を使用すると、動画をより魅力的なものにできます。

無加工よりも加工機能を使用した方が、映える映像になり、視聴者の目に留まるでしょう。

ライブ配信者同士のコラボ機能

ライブ配信者同士でコラボすることができます。

コラボ企画は、それぞれのフォロワーが視聴してくれる可能性が高いので、多くの視聴者を見込めるでしょう。

顔を出してコラボすることはもちろんのこと、音声のみのコラボも可能です。

コメントフィルター（コメント非表示）機能

視聴者のコメントを表示しないように設定ができます。

コメントを表示できるようにしておくとアンチコメントが表示される場合もあるため、コメントに左右されずに円滑にライブ配信を行いたい場合に便利な機能です。

キーワードフィルター機能

表示させたくないキーワードがある場合、事前にキーワードの候補を挙げておくことができます。

キーワードフィルターをかけると、キーワードを含んだコメントを自動的に非表示にしてくれるので、スパムコメントやアンチコメントの除外が可能です。

投げ銭（ギフティング）機能

ライブ配信者は、視聴者から投げ銭（ギフティング）してもらえる機能があります。

投げ銭を受け取るためには、ライブ配信を行う際に「ギフティング」機能をオンにしておく必要がありますが、受け取りをしたくない場合はオフにしておくとよいです。

【ギフティング設定手順】

1. 「設定」をタップ
2. 「ギフティングを受け取り」をタップ

投げ銭（ギフティング）を換金する方法①ダイヤモンドに変換

ライブ配信中に受け取ったギフトは、自動でダイヤモンドに変換される仕組みになっています。

ダイヤモンドは現金に換金しない限り、TikTok内に溜まっていくので、自分の好きなタイミングで現金化が可能です。

投げ銭（ギフティング）を換金する方法②ダイヤモンドを現金に換金する

出典元：PayPal

ダイヤモンドは、自身の操作で現金に換金する必要があります。

現金に換金するために、まずPayPalアカウントと銀行口座を連携しましょう。

【ダイヤモンドを現金に換金する手順】

1. 「PayPal」にアクセス
2. 「ウォレット」をタップ
3. 「銀行口座の登録」をタップ
4. 振り込み先の銀行口座の情報を入力

投げ銭（ギフティング）を換金する方法③現金を振り込む口座の申請

出典元：TikTok

TikTokから、換金した現金を指定口座に振り込むための申請を行います。

1. TikTokアプリのホーム画面右下「プロフィール」をタップ
2. 「設定とプライバシー」をタップ
3. 「ポケット」をタップ
4. 「LIVEのギフト」をタップ
5. 申請後、5日ほどで振り込み完了

インサイト分析機能

インサイト分析によってライブ配信を見た視聴者の反応や、流入ルートなどが分かります。

例えば「おすすめ」からの流入が多い場合は、おすすめにのりやすいコンテンツ制作を心がけましょう。

ライブ配信を数回行ってみて、視聴者が多いときや反応がいいとき、視聴が少なく反応が悪いときを比較して問題点を発見・解決することで次回のライブ配信に活かせます。

ライブ配信は、視聴者にリアルタイムで見てもらう必要があるので、ターゲットとするユーザーが見やすい時間帯や、企画を検討しましょう。

視聴者の問題行動をTikTok運営側に報告

ライブ配信をしている中で、視聴者から悪質なコメントがあった場合は、TikTok運営側に報告しましょう。

ライブ配信を円滑に行い、ユーザー同士のトラブルを回避するために、自分で対処できない困ったことがあればすぐに運営に相談をするとよいです。

【LIVE動画を報告する手順】

1. LIVE動画の「シェア」をタップ
2. 「報告する」をタップ

特定の視聴者をミュート・ブロックできる

ライブ配信を妨害したり、迷惑行為やコメント欄を荒すような視聴者には、ミュートやブロックをしましょう。

特定の悪質な視聴者をライブ配信に参加させないようにできるため、安心して楽しくライブ配信を行えます。

ミュート機能

悪質なコメントをする視聴者を非表示にする機能です。

ミュートされた視聴者は継続してライブ配信を視聴できますが、コメントができなくなります。

ブロック機能

悪質なコメントをする視聴者をブロックする機能です。

ブロックされた視聴者は、配信者のライブ配信の視聴やコメント、投稿動画の閲覧などが全てできなくなります。

配信者のサポート役・モデレーターを指定する

ライブ配信者は、自身のサポート役をするモデレーターを指定できます。

モデレーターはライブ配信が円滑に進むように、問題のある視聴者をミュート・ブロックできる権限を持っています。

ライブ中にミュート・ブロックされた視聴者は、ライブが終了した後も設定が継続するため、注意が必要です。

モデレーターの役割は、ライブ配信を円滑に行えるようにサポートすることです。

視聴者に「誹謗中傷の注意喚起」「フォローのお願い」などを行って、配信者を支えます。

アカウント名の横に「モデレーター」と表示されるため、視聴者はモデレーターからアナウンスがあることをすぐに気付ける仕組みです。

モデレーターは無償で行う場合や求人で採用し、給料がもらえるケースもあります。

TikTokライブを視聴する方法

TikTokライブを視聴する方法は、視聴したいライブによってアプローチが様々です。

ライブ視聴方法を解説していきます。

TikTokのアカウント登録をすれば誰でも視聴可能

TikTokライブ配信はTikTokのアカウント登録をしていれば、誰でも視聴が可能です。

【アカウント登録の手順】

1. TikTokアプリをインストール（iPhoneユーザー：Appleストア、Androidユーザー：Google Play）
2. 「ログインまたは新規登録」をタップ
3. 電話番号またはメールアドレスもしくは他のSNSと連携して登録

フォロワーのライブを視聴する手順

出典元：TikTok

フォロワーのライブは、TikTokアプリのホーム画面にある「レコメンド」から視聴できます。

1. TikTokアプリのホーム画面の「レコメンド」をタップ
2. 「LIVE」をタップ

フォローしていないユーザーのライブを視聴する手順

出典元：TikTok

フォローしていないユーザーのライブも視聴が可能です。

1. TikTokアプリのトップ画面の「メッセージ」をタップ
2. 「トップLIVE」をタップ

虫眼鏡の検索からライブを視聴する手順

出典元：TikTok

TikTokアプリのトップ画面の虫眼鏡のアイコンをタップし「ライブ」と入力すると、配信中のTikTokライブを視聴できます。

1. 虫眼鏡のアイコンに「ライブ」と入力する
2. 気になるライブをタップ

TikTokアプリのトップ画面「LIVE」からライブを視聴する手順

出典元：TikTok

TikTokアプリのホーム画面左上にある「LIVE」のアイコンをタップすると、配信されているライブを視聴することが可能です。

1. TikTokアプリのトップ画面「LIVE」のアイコンをタップ
2. 気になるライブをタップ

TikTokライブをシェアする方法

TikTokライブをシェアして他の人にもおすすめしたいときの手順を紹介します。

1. ライブ配信画面の下部にある「シェア」をタップする
2. TikTok上のフォロワーに共有可能
3. LINE、Twitterなど他のSNS・メールを通じて共有可能

TikTokでライブ配信をするメリット5選

TikTokでライブ配信をすることで、ユーザー同士が直接コミュニケーションを取れるようになります。

その他にもライブ配信ではたくさんのメリットが得られるため、1つずつ確認していきましょう。

ユーザーと直接コミュニケーションをとれる

TikTokライブはリアルタイムで配信ができ、視聴者は配信者にコメントをしたり、Q&Aに質問をしたり、ギフトを送ったりしてコミュニケーションを取れます。

ユーザーが投稿した動画にコメントをしてやりとりをするよりも、スムーズな会話が可能で、配信者の声を聞けたり、表情を見れることもメリット1つです。

フォロワーが増える

TikTokライブではユーザーと直接やりとりができることで、ユーザー同士の距離感が縮まりやすいです。

配信者のファンになったユーザーがフォロワーとなる可能性は高く、効果的にフォロワーを増やす手段として活用できます。

アカウントの認知度が上がる

動画を投稿するよりも、リアルタイムで話すことによって配信者について、よりよく知ることができます。

ライブ配信を見る人が増えれば、アカウントの認知度が上がり、投稿した動画を視聴してもらえるようになる効果が期待できるでしょう。

投稿動画がおすすめに上がりやすくなる

アカウントの認知度が上がり、フォロワーが増えることで、動画を視聴してもらえるようになるため、投稿動画の再生回数が増えて、おすすめにのりやすくなります。

ライブ配信を定期的に行って、アカウントを多くのユーザーに知ってもらうことが大切です。

投げ銭で収益化が可能

ライブ配信では「応援してあげたい配信者」に対して「投げ銭（ギフティング）」ができる仕組みになっています。

TikTokの視聴者は、TikTokコインでギフトを購入して配信者にプレゼントすることで、アカウントの応援ができるのです。

【投げ銭の換金手順】

1. TikTokアプリのホーム画面「プロフィール」をタップ
2. 「設定とプライバシー」をタップ
3. 「ポケット」をタップ
4. 「チャージ」をタップ
5. コインを購入する
6. ライブ配信に参加
7. ライブ配信中のルーム右下にある「プレゼントマーク」をタップ
8. ギフトを購入する
9. 送信ボタンをタップ
10. 投げ銭完了

コインの最低購入枚数は30コインとなっています。

コイン購入の決済手段は以下の通りです。

• PayPal
• LINEPay
• PayEasy
• クレジットカード
• コンビニ払い

ギフトの種類は豊富にあり、ギフトによってコインの金額が異なります。

ギフトの一例を紹介します。

ギフト名	コイン（枚数）	現金（円）	配信者の収益（円）
TikTok	1	2	0.5
バラ	1	2	0.5
ライオン	29999	55383	14999.5
TikTok Universe	34999	64614	17499.5

配信者はギフトにかかるコインの枚数の半分の数が現金の利益となります。

例えば、1コインで購入できるバラなら、0.5円の収益となるのです。

TikTokでライブ配信を成功させたい方は、TikTok運用代行について詳しく解説しているこちらの記事を読んでみてください。

【関連記事】TikTok運用代行・コンサルティング会社15選【費用相場も徹底解説】

TikTokライブ配信で成功を収めた企業実例5選

TikTokライブ配信を行って成功を収めた企業は多くあります。

成功事例をチェックして、自社のライブ配信の参考にしてみてください。

5位 吉本興業

出典元：TikTok/吉本興業

吉本興業は「よしもとTikTok LIVE」を開催して大成功を収めました。

企画内容は、所属芸人16名が2020年9月5日から1週間、毎日日替わりで漫才ライブを行うというものです。

ライブ配信では、視聴者がコメントをして盛り上がり、満足度の高いTikTokライブとなりました。

4位 焼き鳥どん

出典元：TikTok/焼き鳥どん

焼き鳥どんは動画投稿で、飲食店のあるあるネタや店主のキャラクターを全面に打ち出しており、面白い投稿がバズっています。

TikTokライブでは、視聴者がボケるコメントに対して、店主がひとつずつツッコミをいれていくというスタイルでライブ配信が盛り上がり、実際に店舗に足を運ぶ熱烈なファンを獲得しました。

3位　Billboard JAPAN

出典元：TikTok/ Billboard JAPAN

Billboard JAPANは、新しいライブの形を取り入れ、家入レオさんや平井大さん、緑黄色社会など豪華な歌手が出演する「Billboard JAPAN TikTok Special Live Streaming #MusicCrossAid」を開催しています。

2020年6月に開催された4時間半のライブは、約28万5千人が視聴し、大盛況に終わりました。

2位　集英社

出典元：TikTok/集英社

集英社は、「ジャンプフェスタ2021ONLINE前夜祭」という企画で、お笑い芸人や声優などをゲストに招き、座談会形式でTikTokライブを配信して大成功を収めました。

本イベントである「ジャンプフェスタ2021ONLINE」に多くの視聴者を取り込むための前夜祭は、ゲストを招くことで話題を呼び、多くのユーザーに視聴されています。

1位 金沢フルーツ大福・凜々堂

出典元：TikTok/金沢フルーツ大福・凜々堂

金沢フルーツ大福・凜々堂は、営業時間中にスタッフがライブ配信を行い、視聴者とコミュニケーションを取ることで大成功を収めています。

ライブ配信をしているスタッフのファンになった視聴者が実際に店舗で商品を購入するという現象が起こったのです。

ギフティング機能をオンにしたライブ配信では、アルバイトのスタッフ全員の月給ほどの収益を出したこともあります。

多くのファンを持つスタッフが退職する日には、全国各地からお客さんが集まり、通常の4倍の在庫をすべて売り切ったということもありました。

ライブ配信での集客と実店舗での集客に成功した事例です。

TikTokでライブ配信するときの注意点

TikTokライブの配信をするときや、視聴するときの注意点をおさえておきましょう。

ライブを視聴していることはライブ配信者にバレる

ライブ配信者はどのようなユーザーが視聴しているのかを確認できます。

つまり、ライブを視聴していることは、ライブ配信者にバレるということです。

ライブ配信を視聴すると、ライブ配信画面に「〇〇（ユーザー名）が参加しました」と表示されるため、その瞬間に配信画面を見られてしまうとバレてしまいます。

しかし、表示は一瞬で変わるため、配信画面を見ていないタイミングであればバレない可能性もあります。

視聴していることがライブ配信者に「絶対にバレたくない」という場合は以下のことに注意しましょう。

• コメントやQ&Aに投稿すること
• 参加者が少ないときに視聴すること

コメントやＱ&Ａに投稿すると、配信者の目に留まりやすくなるため、こっそりと視聴したい場合はアクションを起こさないようにするべきです。

また、参加者が少ないライブを視聴すると、配信者が視聴者を把握しやすくなり、バレやすくなる恐れがあります。

配信者が20歳未満の場合アイテムを送る・受け取りができない

ライブ配信は、16歳以上のユーザーが配信者となれますが、20歳未満の場合はアイテムを送ることや受け取ることができない仕組みになっています。

配信できる年齢とアイテムを送ることや受け取りができる年齢は同じではないことを知っておきましょう。

OBSを使用する際はアップデートで設定が初期化される恐れあり

OBSをアップデートした際に、設定が初期化されてしまう場合があります。

アップデート前には、OBSの設定をバックアップしておけば安心です。

まとめ

TikTokでライブ配信をすると、配信者と視聴者が直接コミュニケーションを取れるので、アカウントの認知度が上がり、フォロワーが増える効果が期待できます。

ギフティング機能で収益を得たり、ライブ配信で企業や商品、スタッフの魅力が伝われば、商品やスタッフの人柄に惹かれた視聴者が、実店舗に足を運び商品購入に繋がった実例もあるため、参考にしましょう。

ライブ配信では視聴者との距離感が近くなるため、悪質なコメントやトラブルに気を付ける必要があります。

ミュートやブロック機能を使ったり、TikTok運営に問題報告をする、モデレーターにサポートしてもらうなど対策を取りながらライブ配信を円滑に行いましょう。

弊社では、TikTok運用の相談に乗っていますので、お気軽に相談ください。

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