TikTok広告
- 2024/2/9
- 2024/1/8
TikTokとSNS(Instagram・Twitt...
監修者プロフィール
「TikTokの動画の再生回数がなかなか増えない」
「TikTokの動画をターゲットに視聴してもらいたい」
「プロモート機能導入を検討しているからデメリットがあるか知りたい」
「TikTokのプロモート機能ってバレる?バレない?」
この記事に辿り着いたということは、上記のようなお悩みを抱えているのではないでしょうか。
TikTokで動画の視聴回数を増やすには、ユーザーに興味関心を持ってもらえる面白い動画を継続して投稿し続ける地道な努力が必要となります。
しかし、TikTokでバズる動画を作るノウハウ通りに動画制作をしていても、なかなか動画の再生回数が増えない、ターゲットに視聴してもらえないなどの悩みを抱えている人も多くいるのが現実です。
TikTokで自身のアカウントの認知度を高めるためには、動画をより多くの人に認知してもらえる効果が期待できるTikTokのプロモート機能がおすすめです。
当記事では、TikTokのプロモートのやり方や効果、メリット・デメリットについてや、プロモート機能を使っていることがバレるのか、バレないのかについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
INDEX
プロモートとは、TikTokが提供している有料の広告ツールです。
プロモートしたい動画を選択し、動画をプロモートしている間、プロモートした動画が広告としておすすめ枠に表示される仕組みになっています。
プロモートは、企業が実施する広告運用と異なり、個人でも気軽に行える広告ツールです。
プロモート機能を利用するためには、料金が発生します。
Androidを利用している場合は日本円(現地通貨)での支払い、iPhoneを利用している場合はTikTok内で使用できるTikTokコインでの支払いです。
TikTokコインは1コインあたり約1.85円となっています。
プロモート機能は配信期間を設定することで、予算内での広告運用が可能となり、最低利用時間と最低利用額は350コイン/24時間です。
つまり、1日あたり約647.5円で広告を配信できます。
プロモート機能にかかる費用に関しては、ユーザーがプロモートしている動画を閲覧した数に応じて変動する仕組みです。
1インプレッション(広告が1回表示されること)あたりの相場は約0.1~0.2円となり、ターゲット層を絞って設定することで単価が上がる場合があります。
プロモート機能の使い方は難しくないため、個人が簡単に広告配信ができるようになっています。
プロモート機能を利用する手順を確認していきましょう。
まずは、個人アカウントからアカウントをビジネスアカウントに変更する必要があります。
【ビジネスアカウントに変更する方法】
プロモート機能を利用するためには、動画を投稿しておく必要があります。
多くのユーザーに見てもらいたい、広告として配信したい動画を通常の動画投稿と同様な手順で投稿しましょう。
プロモートしたい動画を投稿したら、プロモート機能の設定を進めていきます。
プロモート機能を使用する目的を3つの項目の中から選択します。
【TikTokプロモートの目的】
プロモート動画を視聴してもらいたいターゲット層を選択します。
TikTok側が選択する「デフォルトの視聴者」と「カスタム」があり、「カスタム」を選択すると自分でターゲットの設定が可能です。
「カスタム」では、まず3つの項目からターゲットを絞り込んでいきます。
プロモート機能を使用する1日あたりの予算を選択と配信期間を選択し、プロモート機能を使用する期間を設定します。
プロモート機能は、1日単位で設定可能です。
Androidを利用している場合は日本円(現地通貨)、iPhoneを使用している場合はTikTokコインにて支払いが可能です。
【Android:日本円の支払い方法】
【iPhone:TikTokコインの支払い方法】
プロモートを開始したら、1週間ごとや1ヶ月ごとにインサイト分析を行うとより効果的に広告運用が可能です。
TikTokのプロモートを実施したら、インサイト分析を行い、検証することでプロモート効果を知ることができます。
【インサイトの確認手順】
【インサイトで確認できる項目】
TikTokインサイトについて、詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。
【関連記事】TikTokの分析方法とは?インサイトの見方やポイント・おすすめのツールを紹介!
TikTokのプロモート機能を活用することで得られる効果やメリットは大きく分けて7つあります。
7つの効果やメリットについて、詳しく見ていきましょう。
TikTokプロモート機能は、24時間使用しても約647.5円で広告の配信ができます。
低予算でも広告の配信ができるという点は、TikTokプロモート機能の大きなメリットです。
低予算で広告配信ができることにより、個人アカウントでも気軽に広告配信が行えて、自身の投稿動画やアカウトの認知度を上げ、再生回数を増やせます。
TikTokプロモート機能は、ターゲット層を設定できるため、特定のターゲット層に絞ったアプローチが可能です。
ただやみくもに広告配信を行うと、ターゲット層以外にもアプローチすることになり、本来の目的を達成できず、無駄なコストがかかります。
その点、TikTokプロモート機能では自身が動画を届けたい、認知してもらいたいターゲット層にだけ、アプローチができることにより、費用対効果の向上が期待できます。
TikTokプロモート機能の特徴は、アカウントをフォローしているユーザーに通常の投稿動画同様に動画が表示されるというものです。
通常の投稿動画に混ざってプロモート動画が配信されるため、ユーザーは「プロモート動画だ」「広告配信だ」ということに気付かず、自然に視聴してもらえるメリットがあります。
TikTokプロモート機能を利用すると、プロモート動画がユーザーのおすすめ枠に表示されるようになります。
TikTokで認知度を高めたいのであれば、おすすめにのることは非常に重要です。
おすすめに表示されることで、ユーザーに優先的に見てもらえる機会が増え、動画やアカウントの認知度が高まる効果が期待できます。
プロモート機能を使用した動画はTikTokのおすすめにのることで、認知度が高まるだけでなく、動画のファンになってくれた人がフォロワーになってくれる可能性があります。
フォロワーが増えると、動画の評価が上がり多くのユーザーに視聴してもらえるため、再生回数が増える効果も期待できるでしょう。
さらに、フォロワーが増えることによって、プロモート機能を使用しなくなった後も動画がおすすめにのりやすくなるメリットがあります。
プロモート機能でターゲット層に動画が届くと、アカウントを認知してもらえるようになることもメリットの1つです。
アカウントのプロフィール欄には外部リンクを設置できるため、他のSNSやECサイト、商品紹介ページのURLを設置できます。
ユーザーがアカウントについて知りたいと感じることでアカウントのプロフィール欄を閲覧してもらえ、そこから他のSNSへの誘導が可能です。
動画やアカウントのプロフィール欄、コメント欄などに他のSNSへ誘導する文言を記載したり、URLを設置することでTikTokだけでなく他のSNSアカウントの認知へと繋がる効果が期待できます。
プロモート機能を使用すると、日本のみならず海外のユーザーにもアプローチすることができます。
海外ユーザーにもアプローチできることで、動画が日本でバズる前に海外でバズる可能性、日本でも海外でも同時にバズる可能性など、様々な可能性が広がるでしょう。
海外のユーザーにアプローチすることで、動画が世界的に広がるメリットがあり、より多くのユーザーに知ってもらえる、再生回数が増える効果が期待できます。
TikTokのプロモート機能にはデメリットもあるため、しっかりと知っておき、対策することが重要です。
TikTokプロモート機能のデメリットは、大きく分けて4つ考えられます。
それぞれの項目を細かく見ていきましょう。
プロモート機能では動画を広告配信できますが、広告配信した動画は必ずしもバズるとは限りません。
動画のプロモート期間は、ターゲット層に動画が届く仕組みとなっていますが、その間に多くのユーザーの元に動画が配信されても「面白い」と思ってもらえなければ、動画がバズることはないのです。
費用をかけてプロモート機能を利用するため、しっかりと効果を出す動画制作を心がけましょう。
プロモートする動画は、ユーザーの興味関心にマッチした面白い動画や役に立つ動画でなければなりません。
ユーザーの興味関心やTikTokの人気動画の傾向などを分析し、プロモート動画の制作を行いましょう。
プロモート動画は通常の動画と同じように表示をされるため、広告動画であることがバレないように見えるという特徴があります。
プロモート動画に対してユーザーが「広告動画ではないか?」と感じると、ステマ扱いされる可能性があります。
ステマ扱いされてしまうと、プロモート動画が炎上する恐れがあるため、プロモートする動画はコンテンツの内容を精査してステマ扱いされないように十分注意が必要です。
著作権に引っかかる楽曲を使用している動画は、プロモートできません。
プロモートできる楽曲は、オリジナルの楽曲、商用目的で使用できる楽曲のみとなっています。
プロモート動画を制作するためには、使用しても問題がない楽曲であるかどうかを事前にしっかりと確認しておきましょう。
商品販売のためにプロモート動画を制作する目的は、認知から購入へというものです。
しかし、プロモート動画を視聴してもらえても、直接商品の売り上げには直結しない場合が多いデメリットがあります。
TikTokは、ビジネスを行うというよりもユーザーとの距離感が近いプラットフォームであるため、動画を見て直接的に商品を購入しようという流れにはなりにくい特徴があるのです。
動画から直接の売り上げを見込むのではなく、コンテンツの内容でユーザーの興味関心をひきつけて、他のSNSへと誘導して間接的に購入してもらうというような工夫を行いましょう。
TikTokのプロモート機能を使用する際には、「プロモート機能を使用していることがバレるのではないか?」という不安要素があります。
TikTokのプロモート機能はユーザーにバレるのか、バレないのかを知っておきましょう。
TikTokのプロモート機能を使用した動画は、一般的な動画投稿と変わらない表示方法で投稿されるため、見た目だけでプロモート動画だとバレることはありません。
プロモート機能を使っていることで、明らかに広告のような表示のされ方をするわけではないので、安心して利用できます。
プロモート機能を使用した動画は、見た目ではバレませんが、プロモートしているアカウントをフォローしていないユーザーに向けて動画を発信すると、「広告」という表示が出てしまい、プロモート動画だとバレる場合があります。
一部のユーザーにプロモート動画だとバレてしまうとコメント欄に「広告動画だ」などとコメントされる恐れがあり、コメントによってアカウントをフォローしてくれているユーザーにも広告動画だとバレる可能性があるでしょう。
プロモート機能を使用する中で、何度も同じ動画をプロモートすると、ユーザーに広告動画だとバレる可能性が高まります。
そのため、プロモート機能を使用する際には、毎回新しいプロモート用の動画制作がおすすめです。
TikTokのプロモート機能を導入する際に気を付けておきたいポイントを解説していきます。
注意点とポイントをおさえて効果的にプロモート機能を活用しましょう。
プロモート機能を導入する際には、目的を明確にしておくことが重要です。
これらの目的を明確にすることで、商品の情報を正しく発信でき、商品の認知度が高まります。
商品を購入してほしいターゲット層を明確にし、ターゲット層の興味関心を把握した上で動画制作を行うと、ニーズに合ったコンテンツ制作が可能となり、動画の再生回数を伸ばせる効果が期待できます。
販売したい商品を他のSNSへ誘導して購入してもらいたい場合は、複数の誘導方法を取り入れましょう。
TikTokから他のSNSへの誘導について詳しく知りたい人はこちらを読んでみてください。
【関連記事】TikTokからYouTubeに誘導するメリットは?外部リンクが表示されない理由や貼る方法を解説!
プロモート機能を使用する際は、プロモートについての規約を確認し、遵守する必要があります。
【TikTokプロモートの規約】
TikTokは、若い世代に支持されているツールですが、18歳未満はプロモート機能を使用できないため注意が必要です。
プロモート機能を使用して、広告配信を行ってもなかなか効果が得られない場合は、インサイト分析とコンテンツの改善を行わなければなりません。
広告効果を得るためには、分析・検証・対策が必要となり、経験や知識、技術やたくさんの時間が必要です。
プロモートしても十分な効果を得られない場合は、TikTok運用のノウハウがあり、インサイト分析や検証を得意とする代理店に依頼することをおすすめします。
TikTok運用代行について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
【関連記事】TikTok運用代行・コンサルティング会社15選【費用相場も徹底解説】
TikTokのプロモート機能は、個人が簡単に低価格で広告配信ができる便利なツールです。
プロモート機能はアカウントをフォローしているユーザーには通常の投稿と同じように表示されるため見た目でバレることはありません。
しかし、アカウントをフォローしていないユーザーには「広告」と表示されてしまうため、一部のユーザーには広告動画だとバレる場合がある点に注意が必要です。
プロモート機能を使用すれば必ずしもバズるわけではないため、ターゲット層に届くようなコンテンツ強化を行い、他のSNSへ誘導するなどして商品購入へ繋げましょう。
弊社では、TikTok運用の相談に乗っていますので、お気軽に相談ください。
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