Facebook広告
- 2024/2/9
- 2024/2/3
Facebook広告のCPCが高い時にやるべき3つの...
監修者プロフィール
「Facebook広告動画の基本情報やルールが知りたい」
「Facebook広告動画のメリットが知りたい」
「Facebook広動画告の作り方が知りたい」
この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
今回は、Facebook広告動画について紹介をしています。
動画広告は画像広告に比べ、商品の特徴が伝えやすかったり、ユーザーが目を留めやすいなどのメリットがあります。
今回は動画広告のメリットから動画広告の作成方法まで紹介していますので是非参考にしてください。
アドトラでは、Facebook広告チェックシートを無料で配布しております。
下記のリンクからご確認ください!
関連記事:Facebook広告とは?【特徴から運用法までこの記事だけで理解できます】
INDEX
Facebookの動画広告とは、Facebook上で流れる動画広告です。
動画広告は、Facebook上で簡単に始められます。
お手持ちの写真や動画、または無料のストック画像を使用した動画を作成して、ユーザーに広告を配信できます。
自社の商品・サービスやブランドストーリーなど動画で流すのに適しています。
Facebook広告動画の種類は下記の通りです。
インストリーム広告とは、Facebook上でユーザーが動画視聴中に配信される広告 です。
YouTube広告の動画視聴前や途中に流れる広告と同じ仕組みです。
フィード広告とは、Facebook(タイムライン)に表示される広告です。
デスクトップニュースフィード、モバイルニュースフィード両方に対応しており、自然にユーザーにリーチする事が可能です。
動画広告がスマホ画面いっぱいになるので、インパクトが強く人目を惹きつける効果がある配信先です。
Facebookの動画広告の配信先は、下記の通りです。
Facebookの友達の近況やFacebookページの投稿などのタイムライン上に表示される広告場所です。
サムネイル画像も大きく表示され、現在は、スマホユーザーが多いため目を引くという特徴があり、コンバージョンにつながりやすい場所です。
Facebookのタイムラインの右側に表示される広告です。
人は文字を読むとき、左から右に視線がいくと言われているので、注目されやすい広告枠と言われています。
Facebookのメッセンジャーを開いた時に、メッセンジャー内に広告が配信されます。
メッセンジャーでやり取りをしていることが条件となります。
プレミアム動画広告は、予算が大きな限られた広告主のみが配信できる広告です。
広告の掲載場所は、ニュースフィードの一番上か次に表示されるため、目立つという特徴があります。
Facebookの広告動画の長さやサイズなどのルールについて記載します。
動画アスペクト比 | 9:16~16:9 |
動画のファイルサイズ | 最大4GB |
動画解像度 | スペクト比とファイルサイズを条件を満たした上で、最も解像度の高い動画をアップロードする |
動画の長さ | 1秒~240分 |
動画のキャプション | 任意 |
動画音声 | 任意 |
Facebook広告動画重要になるのが、動画広告の長さです。 配信フォーマットによって、配信できる長さが1秒~240分と異なりますが、やたら長い動画広告の配信はおすすめ出来ません。
ユーザーが途中で飽きてしまい離脱する可能性がある為です。
一般的に最もエンゲージメントが大きくなるのは、1分前後の動画と言われています。
もちろん商品やサービス目的によって最適な動画サイズは異なりますが、初めて動画広告を作成し、配信する場合は、1分前後を目安にしてみましょう。
Facebook広告での課金ルールを記載します。
目的に合わせて自分に合った課金方法を選びましょう。
Facebook広告のメリットは、下記の通りです。
Facebookの動画広告はタイムラインをスクロールして広告が表示されると、クリックしなくても自動で動画が再生されるため、クリックしないと再生されない動画広告より、見てもらいやすいのが特徴です。
Facebookの画像広告などの場合は、画像上のテキストが20%を超えてはいけないというルールがあるため、商品・サービスによっては、特徴が伝えきれないという事もありますが、動画であれば情報量を多く伝える事ができます。
伝えたい情報がとにかく多い場合は、動画広告がおすすめです。
自身が配信した広告にユーザーから「いいね!」をもらうと、「いいね!」したユーザーの友人にも動画の広告が拡散されます。
Facebookの動画広告は拡散性が高く、絞ったターゲット以外にも新規顧客からのコンバージョンを見込める可能性があります。
Facebook広告では他の動画広告よりも詳細なターゲティングを指定する事ができます。
Facebookのターゲティングには、「コアオーディエンス」、「カスタムオーディエンス」、「類似オーディエンス」の3種類があります。
ターゲティングの種類 | 特徴 |
---|---|
コアオーディエンス | 地域・年齢・性別・行動・興味などの属性から、詳細なターゲットを決める |
カスタムオーディエンス | 自社の顧客リストから、FacebookとInstagramユーザーを見つけて広告を配信する |
類似オーディエンス | 類似の新規ユーザーを見つけて広告を配信する |
さまざまな配信方法が用意されているのもメリットの1つです。
コアオーディエンスとカスタムオーディエンス、類似オーディエンスについて詳しくは、こちらの記事を参考にして下さい。
関連記事:Facebook広告のコアオーディエンスの設定方法
関連記事:Facebook広告のカスタムオーディエンス完全マニュアル
関連記事:Facebook広告の類似オーディエンス【初心者向け作成マニュアル】
Facebook広告では、手待ちの動画がなくても、簡単に動画が作れる「動画作成キット」機能が搭載されています。
「動画作成キット」とは、Facebookが2018年8月に提供を始めた、簡単にハイクオリティな動画広告を制作可能なツールです。
「動画作成キット」を使用すれば、動画広告のノウハウがない初心者や、動画広告制作の工数がない場合でも、簡単な操作でサクサクと動画制作できます。
動画作成キットは、Facebook広告の管理画面上から制作可能です。
テンプレートがいくつか準備されており、適したテンプレートを選択して、画像とテキストを登録すると、アニメーションが自動的に付け加えられて、動画広告ができます。
書き出しから配信設定まで、動画広告制作を一括で行えるので、便利なツールです。
Facebookだけでなく、Instagram広告にも対応しているので、併用して運用できます。
テンプレートは用途に合わせて4種類・2サイズ用意されています。
テンプレートの種類と特徴を紹介します。
一つの製品に焦点を絞った広告です。
ユーザーの関心を製品に向けさせることができ、売り上げアップが期待できます。
必要な画像枚数 | 動画の長さ |
---|---|
2~5枚 | 6秒 |
製品の特徴に焦点を絞ってアピールします。
製品に対して親しみや興味関心を持たせることで、ユーザーの購入意欲をかき立てます。
必要な画像枚数 | 動画の長さ |
---|---|
1~6枚 | 15秒 |
複数の製品を販売し、自社の品揃えをアピールして、特別なセールやキャンペーンを実施します。
複数の製品をアピールでき、売り上げの促進に期待できます。
必要な画像枚数 | 動画の長さ |
---|---|
4~7枚 | 6秒 |
主な機能をハイライト、異なる利用方法の表示、仕組みを説明して製品を知ってもらえます。
メリットを伝えることでユーザーの購買意欲を高める効果が期待できます。
必要な画像枚数 | 動画の長さ |
---|---|
5~10枚 | 15秒 |
①広告マネージャーからキャンペーンを作成します。
出典元:Facebook広告
②自分のキャンペーンの目的を設定します。ここでは「トラフィック」を選択します。
出典元:Facebook広告
③広告のメディアの中にある「動画を作成」をタップします。
出典元:Facebook広告
④動画作成キットが開くので画像の追加をタップします。
出典元:Facebook広告
➄動画に使用したい画像をアップロードして選択し「次へ」をタップします。
出典元:Facebook広告
⑥動画の各テンプレートに、先ほど選択した画像が反映されているので各テンプレートを確認し、自分に合ったものを選びます。
出典元:Facebook広告
⑦テンプレートを選んだら「カスタマイズ」をタップします。
出典元:Facebook広告
⑧カスタマイズ画面では、テキストの入力などを行います。
出典元:Facebook広告
⑨最後に実際に広告をプレビューし、問題なければ「動画を使用」をタップすれば完了です。
出典元:Facebook広告
Facebook広告動画作成キットを使わずにFacebook広告を作成してみたいと考えている方はこちらの記事を参考にしてみてください。
関連記事:Facebook広告のデザインや作成は誰でもできる!?【広告作成に使える便利なサイト6選】
Facebook広告でコンバージョンを上げるポイントは、以下の通りです。
ポイントを抑えて広告運用を行いましょう。
Facebookの動画広告には、インパクトを持たせることがポイントです。
ユーザーはタイムラインをじっくりと読まず、興味のある投稿だけ見ることが多いです。
そのため、動画広告のサムネイルや内容は、ユーザーの興味を引くためのインパクトが必要になります。
例えば、15秒で効果的な動画広告を作成するには、最初の1~2秒でインパクトのある動画やメッセージを加えたり、その後に商品・サービス・企業を紹介するテキストなどを入れてみましょう。
ユーザーが思わず目を留めてしまう最初のインパクトが強い動画広告作りが重要になってきます。
ユーザーがFacebookを見ている状況は、外出先、移動中など様々です。
基本外出先でFacebookを見る場合は、無音で見ています。
そのため動画広告を作成する場合は、無音でも内容が伝わるようにする必要があります。
音声で商品の特徴などを説明してしまうと、外出先のユーザーに対しては一切PR出来ないという事になり兼ねません。
無音でも効果的な動画広告にするためには動画内に字幕を設置してみましょう。
動画広告の内容が製品の特徴や会社説明ばかりなどの、独りよがりになってしまっては、全く広告は見られません。
説明ばかりの動画だとユーザーはすぐに飽きてしまいます。
ユーザーの興味・関心を引くためには、多くの方に共感してもらえるような内容にしましょう。
例えば、日常生活の一部を切り取ったような内容にしてみたり、誰しもが一度は体験しているようなことを内容にすることで、共感につながります。
効果的な動画広告にするためには多くのユーザーから共感を得ることが非常に重要です。
Facebook動画広告を作成する際には以下の点に注意しましょう。
それぞれの項目について詳しく解説していきます。
Facebook動画広告では、広告ポリシーという広告運用を行う上で守るべき規定があります。
広告ポリシーに違反すると、Facebook運営側から広告の配信を停止される恐れがあるため注意が必要です。
広告配信が停止されると、ユーザーに広告が届かなくなるため、商品やサービスのPRができなくなり、企業にとって多大な損失を与えかねません。
動画広告制作前には、Facebook広告ポリシーをきちんと確認しておきましょう。
Facebook動画広告で禁止されている内容を一部紹介します。
引用元:Facebookコミュニティ規定/Facebook広告
動画広告を制作するとき、配信前の確認は1人で行わず、複数人でチェックする体制にしておくことが不適切な動画にならないための対策になります。
動画広告はチームで作成することがおすすめです。
関連記事:Facebook 広告審査は時間が掛かる!?審査に落ちないための対策とは?
関連記事:Facebook広告がアカウント停止になる原因と対処法を徹底解説
Facebook広告は、画像・動画などのコンテンツ内のテキスト量を全体の20%以下にするというルールがありましたが、2023年現在は撤廃されています。
しかし、Facebook公式サイトでは【テキスト量を20%未満に抑えると、高いパフォーマンスが出やすい】とされているため、20%未満に抑えた方がよいと考えられるでしょう。
Facebook動画広告は、文字数を抑えながら商品やサービスをしっかりとアピールすることが大切です。
関連記事:【20%ルールが廃止⁈】Facebook広告の文字数や画像サイズを解説!目的に合った広告フォーマットを見つけよう!
総務省の令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書によると、FacebookはYouTubeやInstagram、TwitterなどのSNSよりも10〜20代の若年層の利用者が少ないことが分かっています。
参照元:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書/総務省
Facebook広告のみで、若年層へアプローチしようとした場合、思うような効果が得られない可能性が高いでしょう。
若年層へアプローチしたい場合は、Facebook広告と併用してYouTube広告を活用するなど、若年層ユーザーの利用者が多いプラットフォームでの広告運用も検討する必要があります。
Facebook動画広告を運用して、実際に成功を収めた企業を紹介します。
成功事例を参考にして、自社のFacebook動画広告の運用に活かしましょう。
出典元:Clubtails
缶カクテルのブランドClubtailsは、ブランド認知アップのためにFacebook動画広告のストーリーズを使い、55歳以上のユーザーの広告想起率を19ポイント上昇させました。
Clubtailsは、Facebookストーリーズでユーザーに対して乾杯するような楽しげなシーンを紹介し、目の前でパーティが行われているかのようにしました。
Clubtailsの目標である、「乾いたのどに訴える」という一番伝えたい事を、冒頭に持ってくるという手法も採用しています。
出典元:ワールド・ファミリー株式会社
幼児向けに英語教材を販売するワールド・ファミリー株式会社では、自社のHPに誘導するためのFacebook写真・動画広告を利用し、自社HPでのコンバージョンを2.4倍にしました。
すでに多くのユーザーを抱えるワールド・ファミリー株式会社では、新規顧客獲得とブランドの認知を目標に掲げました。
自社で独自の豪華賞品が当たるキャンペーンを考案し、Facebook広告からキャンペーンページに誘導をさせました。
オーディエンスに関しては、既存の顧客のデータを利用して類似オーディエンスを作成し、商材に興味を持つであろうユーザーに広告配信を行いました。
出典元:Komoe Game
日本のモバイルゲーム制作会社「Komoe Game」は、自社の「Figure Story」というゲームの認知度とエンゲージメントの向上を目的にFacebook広告を活用して成功しました。
動画広告は、フィギュアの入った箱を空けると、キャラクターが目を覚ますという内容でユーザーの興味関心をひきました。
従来の動画広告と比較するA/Bテストを行った結果、購入単価が65%、インストール単価が20%減少したことが分かり、キャラクターをアピールした動画広告でエンゲージメントが向上しているという結果になりました。
商品全体をPRするだけでなく、商品のある一部分に焦点を当ててアピールすることでユーザーが商品に興味関心を持ちやすくなります。
「Mark Pollock Trust」は、マラソン大会を運営している企業です。
「Run in the Dark」という、毎年恒例の募金集めを目的としたナイトマラソンの認知度を向上させること、寄付を集めることを目的にFacebook広告運用を行いました。
オンラインイベントに切り替えることになりましたが、有名人を起用した動画広告とストーリーズ広告で「オンラインマラソンの開催日まで日々トレーニングを行う」というチャレンジを設定します。
結果的に、17,000人以上のランナーが登録、13カ国で157万人にリーチしました。
登録料とスポンサーシップにより、約100万ユーロの寄付を集めることができ、オンラインイベントは大成功しています。
出典元:via SANGACIO
日本のスニーカーブランド「via SANGACIO」は、キャンペーンの売り上げコンバージョン向上を目的に、Facebook広告のコンバージョンAPIを活用しました。
Facebook広告のコンバージョンAPIでは、異なる2つのターゲットで売上コンバージョンにどのくらい差がでるのか検証を行いました。
過去に何かしらの行動を起こしていたユーザーの売上コンバージョンは、購入のみのユーザーと比較して2.9倍になり、顧客獲得単価(CPA)は2.9倍減少しました。
ターゲット設定を明確に行えば、売り上げコンバージョン向上と広告コストの削減ができることが分かる事例です。
Facebook広告の動画作成手順やルールについて紹介させて頂きました。
動画の作成自体は、簡単にできますが、ユーザーの目が止まるような広告を作っていく必要があります。
インパクトがあり、共感できるワードなどを動画に入れ、コンバージョンが見込める動画を作成してみましょう。
ご不明な点があればお気軽にご相談下さい。
監修者プロフィール
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