WEB広告
- 2024/2/9
- 2023/12/28
記事(タイアップ)広告とは?効果・事例・相場も合わせ...
監修者プロフィール
「インフィード広告って何?」
「インフィード広告はどんな企業に向いている?」
「インフィード広告を成功させるポイントが知りたい」
この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
インフィード広告はSNSなどのメディアコンテンツに調和した広告出稿が可能なため、通常の運用型広告よりも多くのクリックを獲得できます。
しかし、ユーザーが広告と認識せずにクリックするケースも多いため、悪いイメージを与えてしまうリスクもあります。
本記事では、インフィード広告出稿を検討している企業担当者様へ向けてインフィード広告の「基礎知識」「注意点」「成功ポイント」を紹介しています。
INDEX
出典:Yahoo!広告
インフィード広告は、SNSやニュースメディアのフィード上(タイムライン)のコンテンツ内に表示される広告です。
コンテンツ内に広告に配置されるため、広告色が低いのが最大の特徴といえます。
また、インフィード広告は、ディスプレイ広告の一種です。
ディスプレイ広告は、Webサイトの広告枠やサイドバーなど、様々な場所に掲載されますが、インフィード広告はコンテンツ内に限定されます。
配信場所によって呼び方が異なると覚えておきましょう。
混同しやすいレスポンシブ広告との違いについて紹介します。
「インフィード広告」と「レスポンシブ広告」の違いは下記の通りです。
レスポンシブ広告は、インフィード広告枠を含む掲載面に広告表示されるといった違いがあります。
出典:ライブドア
バナー広告は、Webサイト内に設置されている「広告枠」に出稿するという点では「インフィード広告」と同じですが、コンテンツに調和することがないため、ユーザーに広告として認識される違いがあります。
「インフィード広告」は「バナー広告」に比べ、広告らしさが軽減されていると覚えておきましょう。
インフィード広告は、ネイティブ広告の中の1つです。
ネイティブ広告には「インフィード広告」を含む下記6つがIAB(インターネットアーキテクチャ委員会)によって定義されています。
種類 | 特徴 |
インフィード型 | SNSなどのコンテンツと調和して広告配信される |
ペイドサーチ型 | リスティング広告 |
レコメンドウィジェット型 | フィードではなく、ウィジェット内の広告配信 |
プロモートリスティング型 | 「Amazon広告」のようにサイト内検索に対応した広告 |
ネイティブ要素のあるインアド型 | サイト内の広告枠にコンテンツ形式の広告を配信 |
カスタム型 | 上記に該当しない広告 |
「インフィード広告」は、ネイティブ広告の中でも代表的な広告であるということを覚えておきましょう。
インフィード広告のメリットは下記の通りです。
インフィード広告は、バナー広告などを違い広告らしさが少ないため、ユーザーの目に留まりやすい特徴があります。
「SNS」「ニュースメディア」ではコンテンツの一部として認知されやすいので、ユーザーに警戒心を与えることなく自然にアプローチできます。
クリック率・コンバージョン率が別広告に比べて高いのもメリットです。
出典:Yahoo!広告
Yahoo! JAPANによると、インフィード広告は、ディスプレイ広告にくらべて「クリック率=2.2倍」「コンバージョン率1.2倍」にもなるといったデータもあります。
これは、コンテンツの一部として認知されることで、ユーザーからの見え方が従来の広告と異なるためと言われています。
インフィード広告のデメリットは、ユーザーに不快感を与える可能性がある点です。
コンテンツの一部として、広告出稿するとユーザーは広告とは気づかずにクリックするケースが多くなります。
例えば、ニュースメディアで記事をクリックしてLPに移動した場合、不快に感じる方もいるということです。
そのため、インフィード広告ではコンテンツ要素を含めた出稿をしないと逆効果になるリスクがあります。
インフィード広告は、検討期間が長い商材を扱っている場合に効果を発揮します。
検討期間が長い商材をPRする場合、運用型広告にて長い期間アプローチする必要があります。
通常の運用型広告の場合、ユーザーに広告として認識されやすいため、しつこくアプローチするのに適していません。
しかし、インフィード広告があれば広告として認識されにくいため、ストレスを与えることなくアプローチできます。
インフィード広告の費用は主に下記3つの課金形式が設けられています。
出稿する広告媒体により、課金形式が異なるので、まずは課金形式について理解しましょう。
クリック課金は、インフィード広告がクリックされた時に課金される形式です。
クリックされない限り費用は発生しないため、コンバージョンを目的とした広告出稿に適している課金形式といえます。
インプレッション課金は、広告が1,000回表示された時に課金されます。
主に、ディスプレイキャンペーン時に利用されることが多い課金形式となっており、認知を目的とした広告出稿に適しています。
エンゲージメント課金はユーザーがアクションをした時に課金されます。
例えば、SNS上のフィード広告に対して「シェア」「いいね」「コメント」をした時に費用が発生します。
「クリック課金」「インプレッション課金」に比べて相場が高いデメリットがありますが、拡散が見込めるメリットがあります。
インフィード広告に対応している広告媒体の種類について紹介します。
出典:Yahoo!広告
Yahoo!広告では、Yahoo! JAPANのPC・スマートフォン版のトップページのタイムライン上に広告出稿が可能です。
国内アクティブユーザー数No.1を誇るYahoo! JAPANに掲載できるため、多くのリーチが期待できます。
費用はクリック課金となっており、1クリックあたり40円~150円が相場です。
Google広告では、ディスプレイキャンペーンの一部としてフィード広告が出稿できます。
ディスプレイキャンペーンの掲載先がフィード型の場合のみに出稿可能です。
課金体系は「クリック課金」「インプレッション課金」「コンバージョン課金」に対応しています。
業界全体の平均費用は「クリック単価=70円」「CPA=8,377円」です。
Twitter広告では、プロモートとしてTwitterのタイムライン上に広告出稿ができます。
プロモートでは、通常のツイートと同じように、リツイート、返信、いいねなどを行えます。
プロモート広告は、テキストのみ広告、画像や動画を含めることもできます。
費用に関しては、エンゲージメント課金方式を採用しており、1エンゲージメントあたり60〜200円が相場です。
Facebookのインフィード広告は、Facebookの中央に表示されるタイムライン上に「画像」「動画」等の広告を出稿できます。
Twitter広告同様、広告に対して「コメント」「いいね」などのエンゲージメントを行うこともできます。
費用に関しては「インプレッション課金」「エンゲージメント課金」を選択できます。
業界全体の平均費用は「インプレッション課金=200〜800円」「エンゲージメント課金=80〜300円」です。
関連記事:Facebook広告とは?【特徴から運用法までこの記事だけで理解できます】
LINE広告では、LINEのタイムラインやニュースのコンテンツの間にインフィード広告を出稿できます。
「静止画」と「動画」の2種類の素材に対応しており、用途に応じてクリエイティブを活用できます。
課金形式は「インプレッション課金」または「クリック課金」です。
業界全体の平均費用は「クリック課金=25〜70円」「インプレッション課金=400〜650円」です。
関連記事:LINE広告とは?入門マニュアル【特徴~出稿までを解説】
TikTok広告のインフィード広告では投稿欄の「おすすめ」に動画広告を出稿できます。
通常の投稿と同じように「コメント」「いいね」「シェア」も可能なので、拡散も期待できます。
費用に関しては、42万円(グロス)から広告出稿が可能です。
関連記事:TikTokの運用型広告⁈「TikTok Ads」とは?出稿方法も詳しく解説します!
インフィード広告を成功させるポイントを3つ紹介します。
インフィード広告出稿を検討している方は下記内容も参考にしてみましょう。
インフィード広告のクリエイティブは広告色をなくすのが鉄則です。
通常のバナー広告は「期間限定○○%オフ」などの訴求でユーザーの注意を引くのが一般的ですが、インフィード広告だと通用しません。
例えば、SNSのタイムライン上であれば一般ユーザーが投稿するような、厳選した魅力のある写真などが好まれます。
一般ユーザーの投稿に調和するようなクリエイティブを作成することで、自然にアプローチできるようになります。
インフィード広告専用のLPを用意するとコンバージョン増加が期待できます。
インフィード広告をクリックすると、企業のLPに誘導しますが、広告掲載媒体とLPの仕様が大きく異なる場合、ユーザが広告と認識して拒絶反応を起こす可能性があります。
そうならないためにも、掲載する広告媒体の仕様に合わせたLPを用意することで、自然にコンバージョンを獲得できます。
インフィード広告は、リスティング広告と相性が良いと言われています。
なぜなら、インフィード広告からランディングページを見て、興味を持ったユーザーは、サービスに関する情報を検索するためです。
そのため、LPを一度見たユーザーが検索するキーワードをリスティング広告で出稿しておくことをおすすめします。
インフィード広告の成功事例を2つ紹介します。
出典:ブックオフ
ブックオフは、Twitterのフォロワー獲得を目的としたインフィード広告で成功しています。
ブックオフでは、これまでにバナー広告で集客していましたが、集客伸び悩んでおり新たな戦略として、Twitterでのインフィード広告を採用しました。
出典:Twitter Ads
成功ポイントは、各種ターゲティングを用い、商材関連の有名アカウントフォロワー、商材関連キーワード指定、Twitter急上昇ワード指定で広告配信した点です、
また、コミックのキーワードを指定する時は、コミック名をフレーズ一致で設定して、意図しないターゲットに広告配信しないようにしました。
結果、これまで1年かかっていたフォロワー増加数を1ヵ月で集めることに成功しています。
Be・Escortは、愛知県を中心に75店舗を展開する脱毛サロンです。新規顧客獲得のためにYahoo!インフィード広告を出稿しました。
出典:Yahoo!広告
Be・Escortでは、元々、ディスプレイ広告出稿していましたが、新たにインフィード広告用のクリエイティブを作成しました。
ディスプレイ広告は文字を多めにしたクリエイティブを採用し、インフィード広告では記事内に調和するようにテキストを最小限に抑えています。
その結果、コンバージョン率が3倍以上まで増加しています。
インフィード広告について紹介しました。
インフィード広告は配信先のコンテンツに調和するため、ユーザーに警戒心を与えることなく自然にアプローチできます。
ただし、通常のバナー広告とは違い、インフィード広告用にクリエイティブを作成する必要があります。
自社でのインフィード広告運用が難しいと感じた方は、弊社までご相談ください。
弊社では、インフィード広告運用の相談に無料でのっております、ご不明な点があれば、お気軽にお問合せ下さい。
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