Facebook広告のキャンペーンの目的はどうやって決めるの?

  • 2023/8/31
Facebook広告のキャンペーンの目的はどうやって決めるの?

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。

「Facebook広告のキャンペーンの目的ってなに?」
「Facebook広告のキャンペーンの目的はどんな種類がある?」
「Facebook広告のキャンペーンの目的の決め方が分からない」

この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?

Facebook広告では、広告を作成する時にキャンペーンの目的を設定します。

しかし、Facebookのキャンペーンの目的は数多く準備されており、どの目的を選んでいいかの判断が難しくなります。

この記事では、各キャンペーンの目的についてまとめております。

この記事を参考にして、自分に合ったキャンペーンの目的を探してみましょう。

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関連記事:Facebook広告とは?【特徴から運用法までこの記事だけで理解できます】

Facebook広告のキャンペーンの目的の種類

Facebook広告のキャンペーンの目的の種類

Facebookのキャンペーンの項目の目的は大きく分けると3つにカテゴリー分類できます。

  1. 認知
  2. 検討
  3. コンバージョン

Facebook広告のキャンペーンの目的を決める前に、まずはこの3つの大きいカテゴリーを理解する必要があります。

商品を購入してもらいたいという目的を例に説明します。

認知【Facebook広告のキャンペーンの大カテゴリー】

認知とは、商品や会社の認知を上げるために目的です。

認知の目的は、商品を購入してもらう事ではありません。

商品を購入してもらうのは、最終的なゴールではありますが、まずはその商品や会社について知ってもらう必要があります。

人が商品を買う時には、必ず認知をして検討して行動をするというプロセスがあります。

商品の画像の広告が急に出てきて、「ここから購入できます!」と言っても誰も買わないでしょう。

皆さんも商品を買う時は、広告やメディアなので、魅力的な商品を知ることから始まると思います。

そしてどんどんその商品が気になり、最後に購入をするというプロセスを通ってきているはずです。

認知はこのプロセスのはじめの段階です。

検討【Facebook広告のキャンペーンの大カテゴリー】

検討は、認知をした後に、その商品を購入しようか検討している段階へのアプローチです。

商品を認知してすぐ買うのでなく、本当にこの商品でいいのか?他社の商品の方が優れていないか?という方にアプローチをします。

検討というのは、すでにその商品を知っているユーザーに対して行うアプローチと言えます。

コンバージョン【Facebook広告のキャンペーンの大カテゴリー】

コンバージョンとは、行動の事です。商品で言えば商品を購入するという事です。

商品を購入しようか迷っている、いわゆる見込み客に対して行うアプローチがこのコンバージョンになります。

Facebook広告のキャンペーンの目的【認知】

Facebook広告のキャンペーンの目的【認知】

ここからさらに細かくキャンペーンの目的が下記のように分かれています。

ブランドの認知度アップ

ブランドの認知度には、自社のブランドや商品などを広く知ってもらうために使用するキャンペーンの目的です。

タイムラインを閲覧しているユーザーの興味を引き、少しでも自社の製品に興味を持ってもらう、まずは、自社について知ってもらうという事を目的としています。

ブランドの認知度アップのキャンペーンは、コンバージョンのような成果ではなく、広告を見たユーザーが「この会社やブランドについてもっと詳しく知りたい」と思わせる広告作りが重要になってきます。

リーチ

リーチとは、とにかく多くの人に広告を配信したい時に使うキャンペーンの目的です。

そのため、広告をクリックしやすい人に広告を配信するなどではなく、いかにターゲットに設定した人たちに多く広告を配信するかという事が優先されます。

ただし、自社サイトへの到達を目的としていないため、コンバージョン率が低い顧客層に対しても配信しています。リーチはとにかく広告をばらまきたいという際に使うキャンペーンの目的です。

Facebook広告のキャンペーンの目的【検討】

Facebook広告のキャンペーンの目的【検討】

トラフィック

トラフィックを設定すると、リンクをクリックする可能性の高いユーザーへ広告を配信します。

トラフィックのメリットは、リスティング広告などでクリック単価が高く、広告を諦めている方などに最適です。

Facebook広告のトラフィックであれば、低い単価でクリックしてもらうことが可能になります。

注意点としては、リンクをクリックする可能性の高いユーザーへ何回も広告が表示されてしまうので、しつこいというイメージがついてしまい。低評価がつく可能性もあります。

この場合、Facebookでは、一人当たりに平均何回広告を表示するかという設定もあるのでこちらで調整しておくことが重要です。

アプリのインストール

「アプリのインストール」は、アプリのダウンロード数を増やす事を目的としたキャンペーンです。

このアプリをインストールすれば何ができるか?などを広告で説明し、ユーザーにアプリのダウンロードを促します。

動画の再生数アップ

動画の再生回数アップを目的にすると、動画を見てくれる可能性が高いユーザーに対して広告を配信します。

また、動画をユーザーが何人視聴したか?何秒視聴されたかなどの測定も可能です。

リード獲得

リード獲得を目的にすると、見込み客の情報を収集する事が可能です。

ユーザーが広告をクリックすると、リードフォームに移動し、情報を入力してもらうと、見込み客の情報を収集できるという目的になります。

投稿のエンゲージメント

投稿のエンゲージメントは、ページの投稿に反応を示す可能性がユーザーに広告を配信します。

自社のFacebookページにいいね!をもらいたい場合に適した配信方法です。

フォロワーや新しいターゲット層と繋がりたい場合や、顧客の関係性の構築に役立つ広告の配信方法になります。

自社のFacebookページを定期的に更新している体の配信方法になるので、注意が必要です。

イベントへの参加

Facebookページからイベントを作成し、イベントを成功させたいための目的です。

ユーザーの基本情報を元に、イベントに参加してくれそうなユーザーに広告を配信します。

参加を決めたユーザーは、そのユーザーのFacebookのカレンダーにイベントが自動で追加される仕組みになっています。

イベントの認知度を高める事ができたり、イベントに参加する人数の管理などが容易になるというメリットがあります。

メッセージ

ユーザーをMessengerに誘導して、ユーザーとのコミュニケーションが取れる目的になります。

メッセージを送ってきてくれる可能性が高い人々に広告を配信し、検討から行動へと後押しすることができるのが特徴です。

Facebook広告のキャンペーンの目的【コンバージョン】

Facebook広告のキャンペーンの目的【コンバージョン】

コンバージョン

このキャンペーン目的を使用するとコンバージョンしやすいユーザーに配信がされます。

最初からコンバージョンに目的を設定すればいいのでは?となるかもしれませんが、おすすめできません。

なぜなら、Facebookの方でコンバージョンしやすいユーザーを分析し、そのユーザー層と類似するユーザーへ配信するため、コンバージョンが低い状態で最初からこれを設定して配信をしても、Facebookが学習ができていない状態で広告を配信するため効果が低くなるからです。

まずは多くの人に配信ができる「リーチ」や「トラフィック」でユーザーを集めてコンバージョンがある程度、見込めるようになってきた時にこちらを設定するのがおすすめです。

カタログの販売

このキャンペーン目的を選択するとFacebook上に自社の商品カタログを作成して、カタログ情報と連携をして広告を配信することが可能になります。

来店数の増加

来店数の増加を目的にすると、所在地から一定の距離内のユーザーに広告を配信する事が可能です。

店舗が複数ある場合は、店舗ごとにテンプレートを流用し、各店舗の近くにいるユーザーが対象となるように指定することもできます。

来店数を増やす効果を最大限に高めるには、自社のFacebookページで住所の設定しておく必要があります。

Facebook広告キャンペーンの目的の決める際の注意点

Facebook広告キャンペーンの目的の決める際の注意点

Facebook広告でキャンペーンの目的を決める際に注意点について説明します。

コンバージョンまでのユーザーの行動を意識する

広告キャンペーンの運用を始めるには、キャンペーンの目的を明確にしましょう。

サイトへの集客なのか、商品を販売したいのかを明確にするという事です。

冒頭にも触れたように、Facebookでは、

  • 認知
  • 検討
  • コンバージョン(購入・アクション)

を3つのカテゴリーに目的が分かれています。

認知→検討→コンバージョンの、ユーザーが行動するまでのこのプロセスの基本の流れを意識して下さい。

これは商品に価格によっても、行動までのプロセスの時間に大きい変化があるという事も理解しましょう。

例えば、アプリのインストールが目的だった場合、認知から行動までは一つの広告内で完結するでしょう。無料のアプリなどであれば、とりあえずインストールしようとなりやすいためです。

それでは、商品の価格が10万円以上する商品を販売したい場合はどうでしょうか?

これに関しては、1つの広告で購入まで持って行くのは、難しいでしょう。まずは、商品の認知をして、見込み客を集めようとする方が良いかもしれません。

商品や目的によって全く違ってくることですので、これが正解という訳ではありません。

重要なのは、目的を明確にして、ユーザーのコンバージョンまでの流れを意識して広告を配信していくという事です。

オーディエンスを正しく設定する

どんな目的で広告を配信するかも大事ですが、どんな相手に広告を配信するかももちろん重要です。

目的が決まったらどんなユーザーに広告を配信するかを決めていきます。

Facebook広告では、詳細なターゲティングが可能ですが、始めは、少し広めのターゲットに広告を配信する事がおすすめします。

そして。広告を配信していく中で、コンバージョンが見込めるユーザーに後から絞っていけばいいのです。

オーディエンス設定に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

関連記事:Facebook広告のコアオーディエンスの設定方法

テストと分析を行い、継続的に改善する

Facebook広告は配信をするのがゴールではありません。

広告を配信して結果を分析し改善してくことが重要です。

キャンペーンの目的や広告の種類、オーディエンスの設定など、Facebook広告では細かい設定がありますが、それぞれの配信方法を試してテストする事も重要です。

Facebook広告では、さまざまな配信方法でテストができるA/Bテストという機能がありますので、こちらでさまざまな配信方法を試してみて自分に合ったものを見つけましょう。

まとめ

Facebook広告のキャンペーンの目的について紹介させて頂きました。

Facebook広告では、キャンペーンの目的が多く、始めて運用される方は、非常に悩まれるかと思います。

弊社では、無料でFacebook広告運用の相談に乗っていますので、お気軽に相談して下さい。

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児島 和樹

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