Facebook広告
- 2024/2/9
- 2024/1/28
【20%ルールが廃止⁈】Facebook広告の文字数...
監修者プロフィール
「広告配信のコンバージョンが低く悩んでいる」
「Facebook広告で見込み客に的確にアプローチする方法を知りたい」
「見込み客に効率よく再アプローチする広告配信方法が知りたい」
この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
Facebookのリターゲティング広告は、見込み客に対して有効に広告配信の方法です。
商品やサービスの認知ではなく、とにかくコンバージョンを求めている方にはピッタリな配信方法です。
ただ、リターゲティング広告は、設定方法が少し複雑な点があります。
この記事では、初心者でもリターゲティング広告を理解し、設定が出来るまでの詳細をまとめていますので、是非、参考にして頂き、自社の広告運用に役立てて下さい。
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下記のリンクからご確認ください!
関連記事:Facebook広告とは?【特徴から運用法までこの記事だけで理解できます】
INDEX
Facebook広告のリターゲティングとは、既に自社のWebサイトを訪れたり、アプリを使用したり、あるいはFacebook上で、自社コンテンツに関わったユーザーに対して広告を再度表示する手法です。
リターゲティング広告は、興味や関心を示した見込み客に焦点を当てることで、広告の効果を最大化します。
また、リターゲティング広告は、一般的な広告よりも高い関連性と効果を持つとされています。
なぜなら、既に何らかの形で自社に関心を示しているユーザーに対して行われるため、ユーザーニーズに合わせたメッセージを届けることができるためです。
Facebook広告のリターゲティングには、カスタムオーディエンス機能が利用されています。
カスタムオーディエンス機能とは、Facebook利用者の中から既存の顧客を特定し、それらのユーザーに対して特定の広告を配信する機能です。
この仕組みでは、まず自社の顧客リストやWebサイトへの訪問情報などのデータをFacebookに提供します。
Facebookはこれらの情報を匿名化し、プラットフォーム上のユーザープロファイルと照合することで、特定のオーディエンスを作成します。
これにより、企業は自社の商品やサービスに既に興味を示している、あるいは以前に関わりを持ったユーザーに直接広告を表示することができます。
関連記事:Facebook広告のカスタムオーディエンス完全マニュアル
Facebookのリターゲティング広告のメリットについて紹介します。
一度、Webサイトを訪れた見込み客へ効果的に再アプローチできる点がFacebook広告のリターゲティングのメリットです。
商品・サービスの購入には、認知から興味、比較検討を経て、実際の購入行動へつながる一連のプロセスがあります。
リターゲティング広告を活用すると、すでにWebサイトを訪れたことのある、ある程度の購入意欲を持った潜在顧客を特定し、再度訴求が可能です。
こうした見込みの高いユーザーを効率的に狙い打ちできるため、リターゲティング広告の効果は通常の広告配信よりも高くなる傾向にあります。
特に、商品で比較検討を行った後のユーザーに再アプローチすることで、行動段階を進め、最終的なコンバージョン獲得につなげることが期待できます。
Facebook広告のリターゲティングはWebサイトを訪れたユーザーをターゲティングできるだけでなく、より見込みの高いユーザーを絞り込むことも可能です。
例えば、自社サイトの特定の商品ページを訪れたユーザーや、過去に購入したことがあるユーザーなど、興味や購買意欲の程度に応じてセグメントを分割し、ターゲティングすることができます。
中でも、ある特定の商品についてのみ販売促進を図りたい場合に、その商品ページ閲覧履歴を持つユーザーを対象とする設定をすれば、非常に効果的なプロモーションを実施できます。
このように、リターゲティング広告によって、単にサイト訪問履歴があるユーザー全体を対象とするのではなく、よりマーケティング目的に合わせたユーザー属性の絞り込みができる点も大きなメリットです。
Facebook広告のリターゲティング広告は、単に見込み客をターゲットにするだけでなく、特定のユーザーグループを除外する機能もあります。
この除外機能は、特定のマーケティング戦略において非常に効果的です。
例えば、自社の製品やサービスを既に知っているユーザーに広告を配信したくない場合があります。
このような状況では、自社Webサイトを訪れたことがあるユーザーをリターゲティング広告から除外することが可能です。
これにより、新規の顧客獲得に焦点を当て、既存の顧客ではない人々にのみ広告配信できます。
特に、ブランドの認知度向上を目指す際には、既に製品やサービスを認知しているユーザーを除外し、新規のユーザーにのみ広告を展開することは非常に有効です。
これにより、広告予算をより効率的に活用し、新たな顧客層へのリーチを最大化することが可能になります。
リターゲティング広告を作成する前にまずはピクセルの設定が必要になります。
今回は、自社サイトに訪問を事があるユーザーにリターゲティングを行うという体で手順を説明させて頂きます。
①イベントマネージャーを開き「データソースをリンク」をタップします。
②今回は、自社のHPと紐づけるのでウェブを選択します。
③Facebookピクセルを選択し「リンクする」をタップします。
④ピクセルに名前をつけ、紐づけしたいHPのサイトを入力し「次へ」をタップします。
➄一度イベントマネージャーに戻ります。すると先ほど作成したピクセルがデータソースの中に出来ていますので選択し、「ピクセルの設定を続行」を選択します。
⑥ピクセルコードをインストールします。自社サイトがワードプレスなどの場合は、パートナーコードで簡単に統合できます。今回はピクセルを手動でインストールをします。
⑦コードをコピーして「次へ」をタップします。
⑧自動詳細マッチングをする場合は「オン」にして「次へ」をタップします。
⑨イベントの設定を行う場合はこちらで設定を行います。特にない場合は閉じてOKです。
⑩自社が運営しているHPのヘッダタグの間に先ほどコピーした、コードを入れればピクセルの設定が完了です。
自社HPと紐づけが完了したら次はカスタムオーディエンスを作成します。
手順は下記の通りです。
①Facebookのビジネスホームから「オーディエンス」を選択します。
②カスタムオーディエンスを作成します。
③自分のソースを使用の中にある「ウェブサイト」を選択します。
④ウェブサイトカスタムオーディエンスを作成します。自社のHPに訪問したユーザーに広告を配信したいのか、特定のページにアクセスした人に広告を配信したいのかが選択できるようになっています。ここではウェブサイトに訪問したユーザーを選択し、「オーディエンス作成」を選択します。
➄無事カスタムオーディエンスが作成できました。「完了」をタップし、後は通常の広告出稿を行うだけです。
⑥通常のFacebook広告出稿に関しては下記記事を参考にして下さい。
リターゲティング広告の費用についてみていきましょう。
目的が「リード獲得」の場合、平均クリック単価(CPC)は282円です。
ただし、業界によって平均クリック単価(CPC)は変動します。
業界別の平均クリック単価(CPC)は以下のとおりです。
業界 | 平均クリック単価(CPC) |
---|---|
芸術・エンターテイメント | 127円 |
弁護士・法律サービス | 797円 |
自動車修理サービス | 420円 |
美容とパーソナルケア | 317円 |
ビジネス | 254円 |
人材業 | 197円 |
教育 | 264円 |
金融・保険 | 432円 |
家具 | 232円 |
ヘルス&フィットネス | 529円 |
住宅・リフォーム | 305円 |
産業 | 395円 |
パーソナルサービス | 276円 |
不動産 | 179円 |
飲食 | 383円 |
スポーツ | 163円 |
旅行 | 141円 |
参考:Facebook Ads Benchmarks for 2024: NEW Data + Insights for Your Industry
リターゲティング広告は、見込み客にアプローチできる素晴らしい配信方法ですが、以下の注意点があります。
詳しくみていきましょう。
Facebook広告のリターゲティングを実施するときは、ターゲットの絞り込み過ぎて絞りこみに注意しましょう。
リターゲティングは元々リーチできる層が限られているため、ターゲットの設定には慎重になる必要があります。
リターゲティングを行う際、年齢、性別、地域、興味関心などでターゲットをさらに絞り込むことが一般的ですが、これらの条件を厳しすぎるものに設定すると、リーチできる範囲がさらに小さくなってしまいます。
例えば、特定の年齢層や性別、地域に限定しすぎると、広告が届けられるユーザー数が減少し、マーケティングの効果も低下する可能性があります。
したがって、リターゲティング広告では、バランスを取りながらターゲット層を設定することが重要です。
Facebook広告のリターゲティングは、潜在顧客へのアプローチには向いていません。
なぜなら、リターゲティングの対象はすでに自社のサービスや製品に一定の関心を示したユーザーであり、まだサービスを知らない新しい潜在顧客には直接リーチすることができないためです。
たとえば、あるサービスに興味があっても、そのサービスの存在を知らないユーザーには、リターゲティング広告ではアプローチできません。
したがって、サービスがまだ広く認知されていない場合や新しい市場を開拓したい場合は、リターゲティング広告よりもまず認知度を高める施策を優先することが重要です。
このような事態にならない様にフリークエンシーキャップを利用しましょう。
フリークエンシーキャップとは、同一にユーザーに広告を見せる期間を設定できる機能です。
ある程度、広告配信の頻度を空けてあげる事で、ネガティブな印象を与えない対策が可能になります。
また、フリークエンシーキャップを利用するには、キャンペーンの目的を「リーチ」にしておく必要があります。
そのため、Facebook広告のリターゲティングを活用する場合は、キャンペーンの目的を「リーチ」に設定しましょう。
関連記事:Facebook広告のキャンペーンの目的はどうやって決めるの?
関連記事:Facebook広告のフリークエンシーの目安と対策を徹底解説!
リターゲティング広告では、自社HPに訪問したことがあるユーザー、アプリをすでにダウンロードしているユーザー、自社の広告に一度クリックしたことがあるユーザーなど既にビジネスに関わっている見込み客に対してアプローチが出来る広告配信方法です。
メリットが非常に大きい配信方法になるため、是非コンバージョン率が低く悩んでいる方は、一度実践してみて下さい。
「自分では設定が難しい」「よく分からない」という方は、弊社が広告運用のお手伝いをさせて頂きます。無料にて相談に乗っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
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