HP制作
- 2024/2/9
- 2024/1/30
FC2ホームページの作り方【5分でHPが作れます】
監修者プロフィール
「CMSってそもそも何?」
「自社でCMSの導入を検討している」
「自社に向いているCMSが分からない」
この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
CMSを導入すると、様々なメリットがあります。
しかし、CMSツールも数多くあるため、選定が難しくなります。
仮に自社の運用と向いていないCMSを導入してしまった場合、費用だけかかり、作業効率が低下する最悪のケースも考えられます。
本記事では、CMSの選び方と各ツールの比較を分かりやすく解説していますので、CMS導入を検討している方は、是非、最後までご覧下さい。
ホームページ開設方法と手順・正しい企業HPの作り方について知りたい方は以下の記事を参照してください。
参考記事:ホームページ開設方法と手順を公開【正しい企業HPの作り方とは】
INDEX
CMSとは、ホームページを作成する際に、専門的な知識がなくても簡単にホームページの作成ができるソフトウェアアプリケーションのことです。
CMSでは、ホームページを構成する、テキストや画像やレイアウト情報の保存管理を行います。
CMSを使用しないホームページの場合は、1ページごとにWEBページを作成し、それぞれを保存・管理する必要があります。
しかし、CMSでは使用するテキストや画像やレイアウト情報を一元で保存し、必要に応じてWEBページを生成する仕組みになっています。
CMSには下記のような機能があります。
これはごく一部の機能になりますが、CMSを導入するとホームページの更新や管理がとても楽に行うことができるようになります。
続いて、CMSを導入するメリットについて紹介します。
CMSのメリット1つ目が専門知識がなくても簡単に編集と更新ができるという点です。
通常ホームページは、HTML/CSSで構成されているため、CMSを使用していなかった場合、ホームページ内のテキストを1文字変えるだけでもHTMLコードをいじらなくてはいけません。
しかし、CMSであれば、ブログを更新するような感覚でテキストを編集すれば、それがそのままホームページに反映されます。
CMSのメリット2つ目は、Googleなどに検索エンジンからの集客力が高めやすいという点があります。
検索エンジンからの自然流入を増やす場合は、ホームページ内のコンテンツの質や更新頻度も関わってきます。
CMSを導入すれば、コンテンツの追加やリライト作業が容易になるため、結果的に検索エンジンからの自然流入が増加しやすいといったメリットがあります。
CMSのメリット3つ目は、ホームページ運用に必要な業務を分業できるということです。
企業のホームページの場合、新商品が出れば商品ページを更新する、自社で運用しているコンテンツの更新、ホームページのデザイン変更などさまざまな運用業務があります。
CMSを導入していない場合、HP更新には、HTML/CSSの知識が必要になるため、専門知識のある担当者がすべての更新業務を行うことになります。
しかし、CMSを導入すれば、簡単にホームページの更新ができるので、新商品の更新は商品開発が担当、コンテンツの更新はマーケティング部門が担当などのようにホームページ運用を分業化することにより、更新頻度も上がるといったメリットもあります。
CMSには、大きく分けて3つの種類があります。
これらを理解した上で自社に合ったCMSを探すようにしましょう。
オープンソース型のCMSとは、プロググラムのソースコードが無料で公開されており、誰でも利用でき、カスタマイズも自由に行えるCMSを指します。
オープンソース型にCMSとしては、日本でも有名なWordPressなどがオープンソース型に分類されます。
オープンソース型CMSでホームページを作成する場合は、下記記事を参考にして下さい。
関連記事:WordPressを使ったホームページ作成方法【シンプルに解説!】
パッケージ型のCMSとは、企業が開発したCMSのライセンスを購入して、自社のサーバーにインストールするCMSのことです。
企業や組織などで運用することを目的としており、記事の追加・更新といった編集作業が誰でも簡単にできるよう、分かりやすいインターフェイスになっています。
クラウド型CMSは、提供する企業が管理するサーバーを利用し、インターネット上で利用できるCMSになります。
自身でサーバーを用意する必要もなく、ネット環境だけあれば、利用できるCMSです。
WIX(ウィックス)やJimdo(ジンドゥー)がクラウド型CMSとしては有名です。
続いて、CMSの世界と日本のシェア率について紹介します。
順位 | CMS | シェア率 |
1位 | WordPress | 39.0% |
2位 | shopify | 3.1% |
3位 | Joomla | 2.2% |
4位 | Drupal | 1.5% |
4位 | wix | 1.5% |
引用:w3techs Historical trends in the usage of content management systems
こちらは、2020年11月時点でのCMSシェア率ですが、WordPressが圧倒的なシェア率となっています。
4位の『wix』以外はすべてオープンソース型のCMSとなっています。
順位 | CMS | シェア率 |
1位 | WordPress | 82.7% |
2位 | Adobe Dreamweaver | 2.4% |
3位 | EC-Cube | 2.3% |
引用:W3Techs Distribution of content management systems among websites use Japanese
こちらも2020年11月時点でのCMSシェア率ですが、WordPressが圧倒的です。
2位の『Adobe Dreamweaver』に関しては、IT部門がつかうプロ向けのツールなのでプログラム言語が必須のCMSです。
3位の『EC-CUBE』はECサイト専門のオープンソース型のCMSになります。
CMSの中で一番需要のあるオープンソース型のCMSを6つ紹介します。
オープンソース型は、企業・組織・個人など、どんな方にも適したCMSとなります。
CMS導入を検討している方は、まず、このオープンソース型の中から検討することをおすすめします。
各CMSの特徴と料金を比較表にしましたので参考にして下さい。
CMS | 特徴 | 最低料金 |
WordPress | シェア率NO1・初心者向け | 無料 |
Joomla | デザイン特化 | 無料 |
drupal | 会員制サイト制作向け | 無料 |
shopify | Eコマース特化 | 約3,000円/月~(29ドル) |
Squarespac | 初心者向け(安全) | 約1,000円/月~(9.6ドル) |
EC-CUBE | Eコマース特化 | 無料(自社で構築できる場合) |
各オープンソース型のCMSには、さまざまな特徴があります。
各CMSについて更に詳しくまとめましたので、下記を参考にして下さい。
出典:WordPress
WordPressは、2003年に誕生した、圧倒的シェア率を誇るオープンソース型のCMSです。
無料で多くの機能が利用できるのが特徴です。
また、豊富なテーマと機能を拡張するプラグインも豊富なため、幅広く利用できるCMSといえます。
WordPressは、無料で公開されているオープンソース型CMSなので基本料金は掛かりません。必要最低限かかる費用と下記の通りです。
出典:Joomla
Joomlaは、カスタマイズ性に優れているオープンソース型のCMSです。
初期機能やデザインのカスタイマイズに特化しているため、デザイン性の高いホームページを作成したい方に向いています。
しかし、WordPressよりもCMSの操作性に慣れる必要があるため、ホームページ制作経験者向けのCMSといえます。
JoomlaもWordPress同様、無料で公開されているオープンソース型CMSなので基本料金は掛かりません。
出典:drupal
Drupalは、オープンソース型の中でも組織や企業向けのCMSです。CMSの中でも、ホームページの編集の権限の付与や変更が非常に簡単にできるためです。
ユーザー権限に配布が特徴のCMSなので会員専用サイトなどの作成に向いているCMSです。
Drupalも無料で公開されているオープンソース型CMSなので基本料金は掛かりません。
出典:shopify
shopifyは、ECサイトや通販サイト作成に向いているCMSになります。
他のCMSには実装していない、ショッピング機能が無料で使用できたり、ユーザーの購買意欲を高めるためのレイアウト変更が可能になっています。
ただ、shopifyは有料制となっているため、多少のコストが掛かります。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
月額料金 | 29ドル | 79ドル | 299ドル |
出典:Squarespace
Squarespaceは、操作が簡単で初心者向けのCMSとして評価が高いオープンソース型のCMSです。
WordPressなどのオープンソースとの違いは、プラグインやテーマを全てSquarespace社が開発しているため、どのテーマやプラグインを選択しても安全に使えるというのが最大の特徴です。
しかし、Squarespaceは有料制となっています。Squarespaceが気になる方は、2週間の無料トライアルを試してみましょう。
Personal Plan(個人向け) | Business Plan(企業向け) | |
月額料金 | 9.6ドル | 14.4ドル |
EC-CUBE(イーシーキューブ)は、株式会社ロックオンが提供する、ECサイト構築のためのオープンソースのCMSです。
ECサイト構築に必要な機能がすでにまとまっている状態で開発を始めることができるので、手軽にECサイトを構築できると人気を集めています。
カスタマイズはPHPとHTML/CSSの知識が必須ですので、カスタマイズしたい場合はプログラミング言語の勉強をする必要があります。
EC-CUBEの料金はライセンスなどの料金は必要ありません。
自社でECサイトを構築できない場合は、制作会社に依頼する形になるので費用が発生します。
続てパッケージ型のCMSについて紹介します。
パッケージ型は、企業や組織向けのCMSです。
「しっかりとしたサポートを受けたい」「社内でのHP運用業務を一括管理したい」といった方向けになります。
比較表は下記の通りです。
CMS | 特徴 | 最低料金 |
Movable Type | シェアNO1 | 月額2,500円 |
NOREN | トレーニングが充実 | 要問合せ |
HeartCore | 多機能で簡単操作 | 要問合せ |
出典:Movable Type
Movable Typeは、パッケージ型CMSについて、国内導入シェアNo.1を誇っています。
低価格・高セキュリティ・多機能といった特徴のため、多くの企業・組織に利用されているのが特徴です。
また、Movable Typeは、静的にコンテンツを作成するため、他のCMSで作成したホームページよりも早くページを表示できるといったメリットもあります。
プラン | ライト | スタンダード | プロ | アドバンス50 | アドバンス100 | アドバンス250 |
---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 2,500円 | 4,500円 | 7,500円 | 15,000円 | 30,000円 | 75,000円 |
年間一括料金 | 25,000円 (2,084円/月) |
45,000円 (3,750円/月) |
75,000円 (6,250円/月) |
150,000円 (12,500円/月) |
300,000円 (25,000円/月) |
750,000円 (62,500円/月) |
ブログ数 | 5 | 10 | 25 | 50 | 100 | 250 |
ユーザー数 | 5 | 10 | 25 | 50 | 100 | 250 |
容量 | 5GB | 10GB | 25GB | 50GB | 100GB | 250GB |
出典:NOREN
株式会社のれんが提供するパッケージ型CMS「NOREN」は、『トレーニング』『サポート』『操作性』に優れた商用CMSとなっています。
専任講師による3日間の充実したトレーニングや、サポートセンターも用意されており、お客様の平均満足度は平均98%以上を超えています。
また、NORENを導入したユーザーの87%以上のユーザーは、社内でHP運用を完結しています。
これは、NORENの操作性が非常にシンプルかつ簡単なので、自社だけでHP運用を簡潔できると言った意味です。
NORENの利用料金に関しては要問合せとなっています。
出典:HeartCore
HeartCore(ハートコア)は、一般的なWebサイト管理機能から、コマース、ソーシャル連携、マーケティング、など豊富な機能を備えたCMSです。
一番の特徴は、とにかく簡単にホームページの編集が行えるということです。
Microsoft officeを操作するような感じで簡単な作業が可能となっています。
ホームページ制作の知識がない方でも簡単に扱えます。
保守サービスグレード | 費用(税抜き) |
---|---|
ヘルプデスクサービス | 50,000円 / 月~ |
ソフトウエア保守 | 個別御見積 |
ライセンス保守テクニカルサポート | 100,000円 / 月~ |
別途ライセンス費用もかかります。
料金に関しては、要問合せです。
続いてクラウド型のCMSについて紹介します。
クラウド型のCMSは、個人のHP作成に適したCMSとなります。
企業の場合は、有料プランに加入しないと集客が見込めるコンテンツ作りが難しいと思って下さい。
CMS | 特徴 | 最低料金 |
WIX | テンプレートが多め(約600) | 無料 |
Jimdo | 操作が簡単ECサイト可 | 無料 |
Weebly | デザイン重視 | 無料 |
出典:WIX
Wixは、世界190か国で利用者数1億6,000万人以上が利用しているクラウド型のCMSです。
先ほど紹介したCMSの世界シェア率も4位となっており、クラウド型のCMSでは、NO.1のシェア率となっています。
Wixは、マウスのドラッグ&ドロップ操作でホームページを誰でも簡単の作ることができます。
デザインのテンプレートも豊富で、約600のテンプレートから自分に合ったものを選択できます。
無料プラン | ベーシックプラン | アドバンスプラン | VIP | |
料金 | 無料 | 900円/月 | 1300円/月 | 2500円/月 |
容量 | 500MBまで | 3GB | 10GB | 20GB |
広告表示 | あり | なし | なし | なし |
独自ドメイン | × | 〇 | 〇 | 〇 |
出典:Jimdo
Jimdoは、2007年にドイツで誕生した、クラウド型のCMSです。
Jimdoのメリットは、とにかく簡単な操作性であるという点です。
WiXと比べても、Jimdoの方が操作がシンプルで分かりすいという声が多いのが特徴です。
また、標準された機能でECサイトも簡単に作成することも可能です。
無料プラン | STARTプラン | GROWプラン | |
料金 | 無料 | 990円/月 | 1,590円/月 |
ページ数制限 | 5ページまで | 10ページ | 50ページまで |
広告表示 | あり | なし | なし |
独自ドメイン | × | 〇 | 〇 |
出典:Weebly
Weeblyは、アメリカサンフランシスコのSquare Inc.によって運営されているクラウド型CMSです。
ウェブサイトやブログ、ECサイトを手軽に作成できるとともに、クラウドCMSで実装されていないことが多いSEO対策(タグ、Meta Descriptionの設定)が無料プランでも利用できるといった特徴があります。
また、海外のCMSのため用意されている、テンプレートも質が多いのもが多く、HPのデザインにこだわりたい方には、ピッタリのCMSとなります。
プラン | 無料プラン | CONNECT | PRO | BUSINSS |
---|---|---|---|---|
月額費用 | 0円 | 8ドル | 18ドル | 35ドル |
独自ドメイン | × | ◯ | ◯ | ◯ |
広告の非表示 | × | × | ◯ | ◯ |
サイト内検索 | × | × | ◯ | ◯ |
代表的なCMSを12社紹介しました。
多くのCMSがあり、それぞれに特徴があるため、選択に迷うかと思います。
こちらでは、CMSを選択する際に気を付けたい3つのポイントを紹介します。
まずは、何を目的としてホームページを作成するのかを明確にしましょう。
具体的に目的とは、下記のような事を指します。
これが決まっていないと、CMSの選択を間違えてしまうケースもあるのでまずは、目的を明確にしましょう。
次のポイントは、ホームページを作成した後に、そのホームページを何人で運用していくかということです。
ホームページの更新に関わる人間が多いのであれば、CMSを選択する際は、ユーザー管理がしっかりしているCMSを選びましょう。
また、権限の付与などが細かく出来るものを選択するといいでしょう。
将来的に制作するホームぺージの規模がどれくらいになるかを再度確認しておきましょう。
ホームページのボリュームが大きくなるたびに、表示速度が遅くなったりするケースも考えられるので、CMSがどれくらいの規模までに対応しているかも確認しておきましょう。
色々CMSを比較してみたけど、自社に合ったピッタリのCMSが見つからない場合は、WordPressを利用してみましょう!
WordPressは、圧倒的シェア率がNO1ですし、なんといってもオープンソース型のCMSは、いくらでも自社好みカスタマイズが出来るということです。
自社に合ったCMSが見つからないのであれば、自社好みのホームページを作ってしまいましょう!
「専門知識がないのでカスタイズは無理」という方は、是非弊社にご相談下さい!
こんなホームページを作りたいという要望があれば、是非下記相談フォームからお問合せ下さい。
WordPressを使ったホームページ作成のお手伝いをさせて頂きます!
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