LINE広告とは?入門マニュアル【特徴~出稿までを解説】

  • 更新日:2024/2/9
LINE広告とは?入門マニュアル【特徴~出稿までを解説】

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。
LINE広告の代理店ランキング15選【正しい選定方法も紹介】
  • 更新日:2024.02.09

LINE広告の代理店ランキング15選【正しい選定方法も紹介】

「LINE広告の出稿を検討している」
「自社の商品・サービスがLINE広告に合っているか知りたい」
「LINE広告の出稿方法が知りたい」

この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?

LINE広告は国内最大級のユーザー数を誇るLINE株式会社が提供している広告です。

多くのユーザーに広告を配信できるため広告運用を検討している方も多いと思います。

本記事では、LINE広告の特徴から出稿方法や注意点なども解説していますので、是非参考にして下さい。

INDEX

LINE広告について動画で解説!

LINE広告については、以下の動画でも詳しく解説しています!

テキストを読むのが面倒だという方は、是非以下の動画も参考にしてみてください。

引用元:https://youtu.be/2tGg2dJxvVA

LINE広告とは?

LINE広告とは?

LINE広告とは、LINEアプリを使って広告が配信できるサービスのことです。

LINEは、日本国内での月間利用者が8,400万人を超えるコミュケーションアプリです。

ただ、多くのユーザーに広告を配信するだけではなく、LINE広告にはいくつかの特徴がありますので紹介します。

LINE広告のメリット・特徴

LINE広告のメリット・特徴

国内最大級のプラットフォームで多くにユーザーにリーチ

LINEは国内最大級のプラットフォームです。そのため多くのユーザーにリーチが出来ます。

Facebook・Twitter・Instagramと様々なSNSの中でLINEのみを利用しているユーザーが多いのも特徴の一つです。

他SNSと比較してもLINE広告は新規顧客の獲得率が高くなるといわれています。

精度の高いターゲティング

LINE広告では、精度の高いターゲティングが可能です。

ユーザーの性別・年齢などの基本属性から、過去に自社の商品を購入してくれたユーザーと似たユーザーを探す類似オーディエンスの作成も可能です。

友達追加で関心度の高いユーザーを獲得

LINE広告では、友達追加を目的とした広告配信が可能となっています。

広告を見て関心をもったユーザーを友達に追加し、その後、メッセージやクーポン配布を継続して行うなどのユーザーとコミュニケーションを取ることができ、商品の購入などに繋げることも可能です。

LINE広告の配信先

LINE広告の配信先

LINE広告と一口にいっても、広告の配信先は様々です。

こちらでは、LINE広告の配信先とその特徴について紹介します。

それぞれのLINE広告配信先のサービスごとにユーザー属性は大きく異なるので自社の広告配信のターゲットに近い配信先を見つけてみましょう!

LINE News

LINE News

LINE NEWSは、LINEのアプリ内のニュースタブや記事一覧ページに加え306媒体のアカウントメディアへの広告の配信が可能です。

新商品のPRなど即時性のある広告が適しています。

タイムライン

タイムライン

LINEのタイムラインに表示される広告です。

月間利用者が8,400万人の内、5000万人以上が月に一度タイムラインに接触します。

タイムラインを閲覧するのは、女性ユーザーが多いといった特徴があるので、女性の向けの商品などの広告配信が適しています。

LINEマンガ

LINEマンガ

LINEマンガは、スマートフォン向けの電子コミックサービスです。

ダウンロード数は2,300万件以上です。

ユーザー層としては、10代~30代代の若い世代の利用者多いのが特徴です。

LINE BLOG

LINE blog

LINE BLOGは、アーティストが著名人などが情報発信のために利用しているコミュケーションツールです。

LINE BLOGを利用しているユーザーの全体の7割が女性になるため、女性をターゲットとした広告配信が適しています。

LINEポイント

LINEポイント

LINEポイントとは、友達追加や動画視聴などをするとLINEポイントがもらえるサービスです。

LINEポイントの利用者は、40代~50代と年齢層が高めになっています。

Smart channel

Smart channel

Smart channelとは、LINEのトーク画面の最上部に表示される広告のことです。

LINEのトークは、一番メインの機能のなるため、今回紹介する配信先の中では、一番多くのユーザーにアプローチできる配信先と言えるでしょう。

LINEウォレット

LINEウォレット

LINEウォレットとは、LINEPayなどの決算サービス上に広告が表示されます。

ユーザー属性は、女性が6割で年代が10代~50代と幅広いのが特徴です。

LINEチラシ

LINEチラシ

LINEチラシとは、お住まいの地域上の店舗のセールや特売情報が閲覧できるでデジタルチラシサービスです。

ユーザー属性は、圧倒的に主婦層が多く、女性が7割、世代は半数以上が40代となっています。

LINEショッピング

LINEショッピング

LINEショッピングは、ファッションや雑貨やインテリヤやコスメなどの購入や比較ができるサービスです。

LINEショッピングのメインユーザーは、女性が7割で20代~30代が多いのが特徴です。

LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワークは、LINEが提携する外部サービスに広告を配信できます。

約4600万人にリーチが可能になっています。

LINE広告のクリエイティブの種類

LINE広告クリエイティブの種類

LINE広告は、さまざまな広告のクリエイティブや用意されています。

配信先によっては、対応していないものもあるのでこちらで事前に確認しておきましょう。

【LINE広告のクリエイティブ①】card

Card

cardは静止画と動画用のフォーマットです。多くの配信先に対応しているのが特徴です。

cardの対応サイズ

静止画 1200x628px
動画 16:9

cardに対応している配信先

静止画 動画
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
LINE BLOG
Smart channel ×
LINEウォレット
LINEチラシ
LINE広告ネットワーク

【LINE広告のクリエイティブ②】Square

Square

Squareも静止画と動画に対応しているクリエイティブです。

card同様多くの配信先に対応していますが、cardとサイズが異なります。

Squareの対応サイズ

静止画 1080x1080px
動画 1:1

Squareに対応している配信先

静止画 動画
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ
LINE BLOG
Smart channel ×
LINEウォレット
LINEチラシ
LINE広告ネットワーク

【LINE広告のクリエイティブ③】Vertical

Vertical

Verticalは、動画専用のクリエイティブです。大きく表示されるタイムラインに対応しています。

Verticalの対応サイズ

タイムライン上 2:3
全画面再生時 9:16

Verticalは、タイムライン上では、2:3の比率で表示され、ユーザーが広告をクリックすると9:16に切り替わります。

Verticalで広告に字幕を入れる際は、タイムライン上で途切れて見える可能性があるので注意が必要です。

Verticalに対応している配信先

Vertical
LINE NEWS ×
タイムライン
LINEマンガ ×
LINE BLOG ×
Smart channel ×
LINEウォレット ×
LINEチラシ ×
LINE広告ネットワーク ×

【LINE広告のクリエイティブ④】カルーセル

カルーセル

カルーセル広告は1つの広告枠に画像を10枚まで掲載できるスライド式の広告です。

カルーセル広告の対応サイズ

静止画 1080x1080px

カーセル広告に対応している配信先

カルーセル
LINE NEWS
タイムライン
LINEマンガ ×
LINE BLOG ×
Smart channel ×
LINEウォレット ×
LINEチラシ ×
LINE広告ネットワーク ×

【LINE広告のクリエイティブ➄】画像+テキスト

画像プラステキストで構成されるシンプルなクリエイティブです。

Smart channelのみで表示されます。

画像+テキスト

画像+テキストの対応サイズ

アイコン 114x114px

画像+テキストに対応している配信先

カルーセル
LINE NEWS ×
タイムライン ×
LINEマンガ ×
LINE BLOG ×
Smart channel
LINEウォレット ×
LINEチラシ ×
LINE広告ネットワーク ×

LINE広告配信の目的

LINE広告配信の目的

LINE広告では、広告を配信する際に目的を下記5つから選び広告を配信することが可能です。

自社に合った目的を見つけてみましょう。

【LINE広告配信の目的①】アクセス

アクセスは、自社のWEBサイトへの集客を目的とした配信です。

LINE広告の多様なターゲティング機能を駆使して、集客を最大化します。

【LINE広告配信の目的②】コンバージョン

コンバージョンとは、ユーザーにアクションを起こしてほしい場合に利用する目的になります。

  • 商品の購入
  • 会員登録
  • 資料請求
  • 問い合わせ

自社がユーザーに、なにかしらのアクションを起こしてほしい際に利用する目的です。

【LINE広告配信の目的③】アプリのインストール

アプリのインストールは、アプリのインストール数を増やしたい時に利用する目的です。

【LINE広告配信の目的④】アプリのエンゲージメント

アプリのエンゲージメントは、すでにアプリをインストールしているユーザーに対して、アプリの起動回数を促すことを目的とした目的です。

【LINE広告配信の目的➄】友だち追加

友だち追加とは、自社LINE公式アカウントやLINE@の友だち追加を目的とした広告配信方法です。

友だち追加をすることにより、ユーザーとの継続的なコミュニケーションが可能になります。

LINE広告のターゲティング(デモグラフィック)

LINE広告のターゲティング

LINE広告では、広告を配信する際に、ターゲットを設定し広告を配信することが可能です。

具体的にどのようなターゲティングができるのか紹介します。

【LINE広告のターゲティング①】性別・年齢・地域

LINE広告では、性別・年齢・地域のターゲティングが可能です。

年齢に関しては、年代別(14歳以下から50歳以上)での指定配信ができます。

ターゲティングで指定できる年齢は、下記の通りです。

  • 14歳以下
  • 15-19歳
  • 20-24歳
  • 25-29歳
  • 30-34歳
  • 35-39歳
  • 40-44歳
  • 45-49歳
  • 50歳以上

【LINE広告のターゲティング②】興味関心

LINE広告のターゲティングでは、ユーザーの興味・関心に合わせて広告を配信することが可能です。

興味・関心で用意されているカテゴリーは、下記の通りです。

  • ゲーム
  • 家電
  • スポーツ
  • ビジネス
  • ファッション
  • インテリア
  • テレビ・映画
  • 音楽
  • 教育・学習・資格
  • 金融
  • 健康
  • 自動車
  • 書籍・マンガ
  • グルメ
  • 美容・コスメ
  • 旅行
  • エンタメ
  • ショッピング

【LINE広告のターゲティング③】セグメント配信

LINE広告では、ユーザー属性の細かい詳細設定も可能になっています。

選択できる項目は、下記の通りです。

  • 配偶者(あり・なし)
  • 子供(あり・なし)
  • デバイスキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)
  • os(android・ios)
  • テレビ視聴頻度(低・中・高)

LINE広告のオーディエンス配信

LINE広告のオーディエンス配信

LINE広告では、基本的なユーザー属性をターゲットとする他に、オーディエンスを作成し広告を配信することが可能です。

設定できるオーディエンス配信は下記の通りです。

【LINE広告オーディエンス配信①】ウェブトラフィックオーディエンス

ウェブトラフィックオーディエンスとは、自社のHPにLINE Tagを設置することにより、自社HPの訪問者をターゲットとして広告を配信できるオーディエンスです。

一度自社のHPに訪問をしたユーザーに広告を配信するので、コンバージョン率が高くなる可能性があります。

【LINE広告オーディエンス配信②】モバイルアプリオーディエンス

モバイルアプリオーディエンスとは、アプリ内で発生したイベントをもとに、オーディエンスを作成することが可能です。

設定できるイベントは、アプリのインストール、商品閲覧、検索、カート追加、購入など様々です。

これらのイベントは掛け合わせて使用することも可能です。

簡単にいうと、自社のECアプリをインストールし、商品を閲覧したことがあるユーザーに対して、購入を促すような広告配信ができるということです。

【LINE広告オーディエンス配信③】IDFA/AAIDアップロード

LINE広告では、保有しているIDFA/AAIDデータを使用し、オーディエンスを作成することも可能です。

IDFAとは、iOS端末の広告識別子、AAIDとは Android端末の広告識別子です。

この識別子により、各端末におけるユーザー行動をトラッキングすることが可能になります。

IDFA/AAIDトラッキング機能を活用すると、アプリをインストールしたが、しばらくアプリを起動していないユーザーに対して利用を促す広告配信などが可能になります。

【LINE広告オーディエンス配信④】電話番号・メールアドレスアップロード

LINE広告では、ユーザーの電話番号やメールアドレスをアップロードし、オーディエンスを作成することが可能です。

自社で顧客データ(電話番号・メールアドレス)を保有していいれば、顧客データをLINEにアップロードすると、その中からLINEユーザーを見つけ広告を配信するということです。

【LINE広告オーディエンス配信➄】LINE公式アカウントの友だちオーディエンス

LINE公式アカウントの友だちオーディエンスとは、自社のアカウントの友だちやブロック中の友だちなどでオーディエンスを作成することができます。

LINEの友だちは、基本顧客になるので、リピート購入を促す広告配信などに適したオーディエンスです。

また、ブロックされているユーザーでオーディエンスを作成し除外することも可能です。

【LINE広告オーディエンス配信⑥】類似オーディエンス

LINE広告の類似オーディエンスとは、すでに作成済みのオーディエンスと類似しているユーザーをLINEユーザーから探しオーディエンスを作成することが可能です。

例えば、自社で商品・サービスの購入履歴があるユーザーでオーディエンスを作成します。

そのオーディエンスソースをもとに類似オーディエンスを作成し、広告を配信すれば、コンバージョンが見込めるということです。

LINE広告の配信方法

LINE広告の配信方法

LINE広告には、さまざまな配信方法が用意されています。

自社の目的に合った配信方法を探してみましょう。

【LINE広告の配信方法①】通常配信

通常配信は、LINE広告の中でもオーソドックスな配信方法です。

通常の広告運用であれば、まずは通常配信から始めましょう。

【LINE広告の配信方法②】リーチ&フリークエンシー

フリークエンシーとは、広告接触回数のことです。

LINE広告のリーチ&フリークエンシーでは、配信面はタイムラインのみ、クリエイティブは動画のみの配信法になります。

LINEのタイムラインは月間アクティブユーザ内の約5,000万人が月1回以上タイムラインの広告に接触しています。

フリークエンシーを設定することにより、まだ広告へ接触していないユーザーに優先的に広告を配信するこが可能になる配信方法です。

【LINE広告の配信方法③】ブランドリフトサーベイ

ブランドリフトサーベイとは、広告配信と合わせて、ブランド調査が行える配信方法です。

配信面はタイムラインのみ、クリエイティブは動画のみの配信法になります。

広告の接触有無でユーザーを分類し、接触ユーザーと非接触ユーザーそれぞれに対して、認知度・商品利用経験・好意度・利用傾向などを調査し、自社のブランディングに生かすことができます。

調査設問はデフォルトで用意されています。また、オプションで設問を追加するこも可能です。

調査設問のデフォルトは下記の通りです。

ブランド認知 あなたは◯◯をどの程度ご存知ですか
ブランド好意度 あなたは◯◯をどの程度お好きですか
ブランド利用 あなたは◯◯をどの程度利用(購入)したいと思いますか
広告認知度 ◯月◯日~◯月◯日の間に、LINEのタイムラインで以下の動画広告を見ましたか

【LINE広告の配信方法④】ファーストビュー

ファーストビューとは、1日1社限定でタイムラインの広告枠の最上部に動画広告を掲載できるメニューです。

1ユーザーあたり1回までの広告配信となっていますが、24時間で約1,800万リーチすることが可能です。

認知などに適した配信方法になります。

LINE広告費用【課金方法一覧】

LINE広告費用(目安記載)

LINE広告の費用について紹介します。

LINE広告では、大きく分けると3つの課金方法があります。

それぞれの特徴と目安について紹介します。

【LINE広告の課金方法①】クリック課金

LINE広告のクリック課金とは、静止画広告専用の課金方法で、ユーザーが広告にクリックしたのに対して課金される方法です。

広告が表示されてもユーザーがクリックなどのアクションを起こさない限り、課金されることはありません。

クリック課金の予算目安

LINE広告のクリック課金の最低入札価格は「24円」です。

ワンクリックで最低24円の費用が掛かります。

【LINE広告の課金方法②】インプレッション課金

LINE広告のインプレッション課金とは、動画広告専用の課金方法で、広告が1000回表示される度に課金されます。

スマホの画面上で、動画の枠が100%表示した場合をインプレッションと呼びます。

99%以下に場合は、インプレッションとしてカウントされません。

インプレッション課金の予算目安

インプレッション課金の場合、最低400円から入札可能です。

広告が1000回表示されて最低400円なので、LINE広告の場合、費用を抑えたい場合は、動画広告がおすすめです。

【LINE広告の課金方法③】友だち追加課金型

友だち追加課金型は、広告を配信し、ユーザーが友だち追加した時点で料金発生します。

効率的な友だち獲得が見込めます。

友だち追加課金型の予算目安

友達追加課金型の予算目安

友だち追加課金型の予算に関しては、LINEがオフィシャルでおすすめのプランを提供しているので参考にして下さい。

LINEの友だち追加広告の設定方法などは、下記記事を参考にして下さい。

関連記事:【コスパ最強】LINE広告の友達追加広告とは?効果も紹介

LINE広告は効果あるのか!?

LINE広告は効果あるのか!?

LINE広告の特徴について紹介しましたが、果たしてLINE広告を出稿することによって、

効果は見込めるのでしょうか?

LINE広告のクリック率

LINE広告のクリック率は、業種などによっても異なりますが、弊社が担当した業種では、クリック率は、0.3~1.5%程度でした。

これだけのクリック率であれば、十分効果があるといえます。

別媒体とのクリック率比較

媒体 平均クリック率
LINE広告 0.3~1.5%
YouTube広告 0.8%
Facebook広告 0.7%
Instagram広告 0.3%

別媒体のクリック率と比較しても、LINE広告のクリック率が高いといえます。

ただ、LINE広告を運用する上で、先ほど紹介したフリークエンシー(広告接触回数)やクリエイティブの質が悪い場合は、クリック率が低くなりますので注意が必要です。

LINE広告でクリック率を上げる方法

LINE広告のクリック率を上げるための方法を簡単に紹介します。

【LINE広告のクリック率を上げる方法①】 クリエイティブのテスト

LINE広告のクリック率を上げるには、クリエイティブのテストを行いましょう。

広告のクリック率は、クリエイティブで決まるといっても過言ではありません。

LINE広告のクリエイティブに関しては、冒頭で紹介した全てのフォーマットを適用することをおすすめします。

LINE広告では、効果の高い広告がより多く配信されるよう自動で最適化されていきます。

そのため、自動で最適化されていく上での選択肢を多めに用意しておくことで、自社にとって最適なクリエイティブが見つかります。

【LINE広告のクリック率を上げる方法②】見出し・説明文のテスト

クリック率を上げるには、見出しや説明文もテストも行いましょう。

他のSNS広告と比べ、見出しや説明文の表示範囲は少なく、影響は少ないですが、フォーマットによっては多少大きめに表示されるものもあるため、確実に改善されていきます。

クリエイティブのテスト同様、キャッチコピーも複数の案を自社で用意しクリック率が高いものを選定していきましょう。

【LINE広告のクリック率を上げる方法③】 ターゲティング設定を確認

LINE広告のクリック率を上げるには、ターゲティングの設定の確認も必要になってきます。

ターゲティングのコツとしては、始めから絞り過ぎないことです。

ターゲットを絞りすぎると、リーチも少なくなり、LINE広告の通常配信では、クリークエンシーも上昇し、クリック率が上がりません。

少し広めのターゲットから徐々に絞り込んでいくようなターゲティングの設定をしましょう。

関連記事:【効果アリ】LINE広告でクリック率を劇的に上げる方法徹底解説!

LINE広告の始め方

LINE広告の始め方

LINE広告について理解をしたら実際に広告を始めてみましょう!

LINE広告の始め方は、とても簡単です。5つのステップで広告を配信することが可能です。

  1. LINE公式アカウント開設
  2. LINE広告アカウント作成
  3. 「LINE Tag」の設置
  4. 広告の設定と作成
  5. 広告審査

関連記事:【3分で解説】LINE広告の始め方を徹底解説!動画あり

【LINE広告の始め方①】公式アカウント開設

LINE for businessにアクセスして、公式アカウントを開設します。

LINEビジネスにアクセスして、公式アカウントを開設します。
LINEforビジネストップ画面

②「認証済みアカウントを開設する」を選択します。

「認証済みアカウントを開設する」を選択します。
アカウント開設画面

③メールアドレスで登録を選択します。

メールアドレスで登録を選択します。
アドレス登録画面

④アドレスに登録用のURLを届きますので、選択し、名前とパスワードを入力して登録を選択します。

アドレスに登録用のURLを届きますので、選択し、名前とパスワードを入力して登録を選択します。
名前パスワード入力画面

➄登録完了です。「サービスに移動」を選択します。

登録完了です。「サービスに移動」を選択します。
登録完了画面

⑥アカウントの基本情報を入力します。

アカウントの基本情報を入力します。
基本情報入力画面

⑦アカウントの申し込み完了です。

アカウントの申し込み完了です。
申し込み完了画面

【LINE広告の始め方②】広告アカウント作成

こちらのページにアクセスして「ログイン」を選択します。

アクセスして「ログイン」を選択します。
広告アカウントログイン画面

②新しい広告アカウントの作成を選択します。

新しい広告アカウントの作成を選択します。
広告アカウント作成画面

③LINE広告の請求先などの情報を記入します。こちらの項目で【ベーシックID】が必要になります。こちらは、先ほどアカウントの申し込みをした時点で発行されるIDでメールに送られているはずですので確認しましょう。

LINE広告の請求先などの情報を記入します。
請求先記入画面

④請求先の情報の入力が終わるとクレジットカード登録画面に移ります。広告費を支払うクレジットカードを登録しましょう。

請求先の情報の入力が終わるとクレジットカード登録画面に移ります。広告費を支払うクレジットカードを登録しましょう。
クレジット登録画面

➄こちらでLINE広告アカウントの設定は完了です。

こちらでLINE広告アカウントの設定は完了です。
完了画面

【LINE広告の始め方③】LINE Tagの設定

LINE広告アカウントを作成したら次は、「LINE Tag」の設置を行います。

「LINE Tag」は広告配信の効果測定を把握するために必要です。

「LINE Tag」を設置することによって、広告配信の結果、ユーザーが自社のサイトへの訪問数、あるいは商品・サービスの購入に結びついたのかなどを計測することができます。

LINE Tagの種類

「LINE Tag」には、3種類のコードがあります。

これらのコードを目的に応じて任意のページに設置することで、広告結果計測やオーディエンス作成をすることができます。

コード一覧 詳細
ベースコード 全てのページに必要なベースとなるコード、これがないと「LINE Tag」が機能しません。
コンバージョンコード CVを計測するためのコード、ベースコードとセットで使用します。
カスタムイベントコード 特定のページにアクセスしたユーザーについて、効果測定やオーディエンスの作成が可能になる。ベースコードとセットで使用します。

LINE Tagの取得と設置方法

①LINE広告マネージャの上部のトラッキングを選択します。

LINE広告マネージャの上部のトラッキングを選択します。
広告マネージャー

②こちらのページに、ベースコード、コンバージョンコード、カスタムイベントコードがあります。初めにベースコードをコピペします。

こちらのページに、ベースコード、コンバージョンコード、カスタムイベントコードがあります。初めにベースコードをコピペします。
コード画面

③自社にHPのHTMLの「haed」「/haed」のタグ内に先ほどのベースコードを設置します。

自社にHPのHTMLの「haed」「/haed」のタグ内に先ほどのベースコードを設置します。
Tag設置画面

④コンバージョンコード、カスタムイベントコードを設置する場合は、ベースコードの直下に設置をして下さい。これでLINE Tagの設置完了です。

コンバージョンコード、カスタムイベントコードを設置する場合は、ベースコードの直下に設置をして下さい。これでLINE Tagの設置完了です。
完了画面

【LINE広告の始め方④】配信の設定と作成

①広告マネージャーの「キャンペーン作成」を選択します。

広告マネージャーの「キャンペーン作成」を選択します。
キャンペーン作成画面

②キャンペーンの目的を設定し選択します。

キャンペーンの目的を設定し選択します。
目的選択画面

③広告を配信するターゲットの設定を行います。ターゲットを絞り過ぎないように広告が配信される推定オーディエンスに注意しながら設定を行いましょう。

広告を配信するターゲットの設定を行います。
ターゲット設定画面

④広告の配信先の設定と予算について設定をします。配信先に関しては、自動配信をおすすめします。

広告の配信先の設定と予算について設定をします。配信先に関しては、自動配信をおすすめします。
配信先・予算の設定

➄広告を配信するフォーマットを選択します。

広告を配信するフォーマットを選択します。
フォーマット選択

⑥最後に広告を作成します。画像や動画をアップロードし、見出しや説明文を入力しましょう。広告のリンク先もこちらで設定を行います。この工程が終われば完了です。

最後に広告を作成します。画像や動画をアップロードし、見出しや説明文を入力しましょう。広告をクリックして飛ぶLPもこちらで設定を行います。
広告作成画面

【LINE広告の始め方➄】広告審査

最後の工程は広告審査です。

作成した広告に問題がないか審査を行い、問題がなければ広告配信を開始できます。

なお、広告アカウントの作成からすべての審査完了までにかかる日数は10営業日ほどを想定しています。

広告審査に関しては、下記記事を参考にして下さい。

関連記事:LINE広告の審査は厳しい?LINE広告の審査合格法も解説!

LINE広告でNGな業種と商材

LINE広告でNGな業種と商材

LINE広告には、広告を配信できない業種があります。

自社でこれから配信したい業種が当てはまっていないか事前に確認をしておきましょう。

LINE広告で出稿できない業種・サービス

  • 宗教関連
  • エステ(LINEが認めた場合はOK)
  • ギャンブル関連、パチンコ等(公営くじ以外)
  • アダルト関連
  • 出会い系サイト・マッチングアプリ(LINEが認めた場合はOK)
  • ねずみ講・マルチサービス
  • 探偵業
  • たばこ
  • 産経用品(避妊具、女性用体温計等)
  • 武器全般
  • 政党
  • 公益法人・NPO法人(LINEが認めた場合はOK)
  • 生体販売
  • 医療系、美容整形系
  • 整骨院、接骨院、鍼灸院等
  • 医療機器等
  • 消費者金融(LINEが認めた場合はOK)
  • 質屋
  • オークション関係
  • アフィリエイトサイト
  • ネット関連ビジネス
  • ポイントサイト
  • 弊社競合サービス(SNSアプリ、決済サービス等)
  • その他LINEが不適合と判断した業種・業態、商品・サービス

LINE広告事例(2~3事例紹介)

最後にLINE広告運用で成功した企業の成功事例を紹介します。

【LINE広告成功事例①】熊本ラーメン 黒亭

【LINE広告成功事例①】熊本ラーメン 黒亭

熊本ラーメン 黒亭は熊本県内に4店舗を展開するラーメン店で、店舗とは別にECショップも運営しています。

店舗集客と販売を目的としてLINE広告を利用しています。

熊本ラーメン 黒亭は、店舗とECショップそれぞれで公式アカウントを作成し、顧客の生活サイクルに合わせて公式アカウントからクーポンなどを配信しています。

店舗の場合は、週末の集客を増やすために金曜日の午前8時30分にクーポンなどを配布、ECショップのアカウントでは、休日の購買を狙い、土曜日の午前11時に配信を行っています。

友だち追加広告で友達の数が7倍までアップ!?

熊本ラーメン 黒亭は公式アカウントの施策に合わせて店舗でもLINEの友だち追加を店頭の声掛けやPOPなどで呼びかけていましたが500人程度で伸び悩んでおり、友だち追加広告の運用を始めました。

月2~3万円て程度の予算で500人だった友達が3,700人の7倍まで増加しました。

広告で獲得した友達に対してクーポンなどの配布を行うことによって、同時に集客も大きく伸ばしている成功例といえます。

参照:熊本ラーメン 黒亭

【LINE広告成功事例②】株式会社やずや

株式会社やずやは、健康食品の通信販売を行っている会社です。

40代~60代をメインターゲットとして、商品の認知とやずやの代表作である「にんにく卵黄」の定期購入の増加を目的として、2年前からLINE運用を開始しています。

LINEと聞くと、若年層をイメージする方も多いですが、40代~60代のボリュームゾーンがあるか不安でしたが、LINEは40代~60代で一番使われているサービスであると分かり広告運用を始めました。

広告からLPに直接誘導しない記事広告・アンケート広告を実施

やずやが行ったのがLPに直接誘導しない記事広告・アンケート広告です。

商品購入用のLPへの直接誘導だと、どうしても商品の購入を促す内容が強くなるため、自身の体の悩みに自分で気づいてもらうためのLPを作成しました。

広告から直接購入ページにユーザーが訪問するのではなく、記事やアンケートでユーザーが自分の体の悩みを認識した上でユーザーが購入ページに自ら訪問をするという方法により、わずが1カ月で、40代~60代の商品認知と「にんにく卵黄」の定期購入数が大幅にアップしました。

参照:株式会社やずや

まとめ

LINE広告について紹介しました。

LINE広告は日本最大級のリーチ数と詳細なターゲティングが可能な広告です。

広告運用を検討している方は、是非、本記事を参考にして頂いて広告を出稿してみましょう。

LINE広告の運用方法が分からない、広告の結果が出ないという方は、多くの実績がある弊社にお任せ下さい。

無料にて相談に乗らせて頂きます。

アドトラへの無料相談はこちら!

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。

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