メール広告とは?媒体・料金・効果の全てを解説!

  • 更新日:2024/2/9
メール広告とは?媒体・料金・効果の全てを解説!

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。
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  • 更新日:2024.06.30

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「メール広告とはなに?」
「メール広告ってどうやって配信するの?」
「メール広告の料金相場ってどのくらい?」

この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?

今回は、メール広告について細かいところまで解説したいと思います。

メール広告とは?

メール広告とは、メルマガで配信する広告のことです。

運用型広告で配信出来るものはなく、純広告の一種となっています。

メールが主流の時代に一気に拡大した広告手法です。

現在では、LINEやMessengerなどのチャットアプリが普及してきているため、成長としては弱まっていますが、今でも十分に効果の期待できる広告であるといえます。

関連記事:純広告とは?メリット・デメリットも解説!

メール広告の種類は何がある?

メール広告の種類としては大きく2つあります。

  • テキスト形式
  • HTML形式

の2種類です。

それぞれについて詳しく解説したいと思います。

【メール広告の種類1】 テキスト形式

テキスト形式とは、絵文字や文字の色などのような装飾が出来ない形式です。

そのため、見た目の印象としてはかなりシンプルな感じになります。

動画やバナーのようなものも掲載出来ないため、本当にテキストのみで訴求する必要があります。

メリットとしては、送信先のメールツールに依存しないことです。

メールでは、送信先の使っているメールツールによって絵文字や文字の色が正しく表示できない可能性があります。

そういったことが起こらないのが、テキスト広告のメリットとなります。

また、のちに紹介するHTML形式に比べ、料金が安いというメリットがあります。

ただし、デメリットとしては、やはり印象が弱いため、訴求力も弱いです。

【メール広告の種類2】HTML形式

HTML形式とは、絵文字や文字の色などの装飾が出来る形式のことです。

背景色やフォントなども多く使えますので、訴求力の強いメールを作成することが可能です。

また、テキスト形式では利用できなかった、動画やバナーも利用可能です。

テキスト形式に比べ、訴求力が強くなるため、コンバージョン率が高くなる傾向があります。

ただし、やはりテキスト形式に比べ料金は高くなる傾向があります。

メール広告のメリット

メール広告のメリットとしては、下記があります。

  • 商品のメリットを十分に伝えられる
  • コンバージョン率が高い
  • セグメントがしやすい
  • 配信までが早い

【メール広告のメリット1】商品のメリットを十分に伝えられる

メール広告では、十分な文章量で商品に関する紹介を行うことが出来ます。

情報量が多く伝えることが可能であることは、他のバナー広告などに比べメール広告の大きなメリットとなります。

また、十分な情報量を伝えられるため、その場ですぐにコンバージョンしなかったとしても、深い認知を獲得出来るため、後々のコンバージョンに繋がりやすいです。

【メール広告のメリット2】コンバージョン率が高い

メール広告では、上記のメリットでお伝えした通り、ユーザーに対して十分な情報量を伝えられることでコンバージョン率が高くなる傾向があります。

また、メルマガに登録しているユーザーは、メルマガの運営者を信頼していることが多いため、広告に対しても興味を示しやすい傾向があります。

【メール広告のメリット3】セグメントがしやすい

メール広告では、メルマガに登録しているユーザーに対して配信出来る広告となるため、配信するユーザーのセグメントがしやすいです。

もう少しかみ砕いて解説すると、メルマガを配信している運営者が発信している情報から、どういう情報に興味のある人が判断しやすいということです。

【メール広告のメリット4】配信までが早い

メール広告は企画から配信までをスピード感をもって行うことが可能です。

何故なら、1メールを1000~2000文字程度で作成出来るため、3~5日あれば作成までが可能です。

配信設定に関しても1時間程度あれば可能であるため、他の純広告に比べればとても配信を早く行うことが可能です。

メール広告のデメリット

メール広告には、デメリットも当然あります。

  • 料金が高い
  • 配信先の環境に依存する

の2つです。

【メール広告のデメリット1】料金が高い

メール広告では、最低料金が30万円~となっており、他の運用型広告などと比較すると少し高めの設定となっています。

そのため、比較的安価で広告を配信したい方や、広告を始める第一歩の方などには適していない広告であると言えます。

【メール広告のデメリット2】配信先の環境に依存する

メール広告で最大のデメリットといえるのが環境依存の問題です。

メールでは、受信側の使っているメールツールによって絵文字や画像などが表示されなくなってしまう可能性があります。

そのため、一定のリスクがあることを考慮することが必要です。

メール広告の料金形態

メール広告の料金ついても解説したいと思います。

メール広告の料金形態については、配信課金方式とクリック課金方式があります。

【メール広告の料金形態1】配信課金方式

配信課金方式とは、配信数で料金が決まる課金方式です。

そのため、配信数が多ければ多いほど料金としては高くなります。

また、採用している媒体が最も多い方式です。

配信課金方式では、メールが開封されなくても課金が発生するため、広告主のリスクが高くなります。

そのため、料金としては後に紹介するクリック課金方式と比較して安くなる傾向があります。

つまり、メール広告のテキストが重要になる方式であると言えます。

【メール広告の料金形態2】クリック課金方式

クリック課金方式とは、メール内のURLがどれだけクリックされたかで料金が発生するかが決まる方式です。

こちらの方式では、URLを確実にクリックされるため、広告主のリスクが小さくなる傾向があります。

ただし、配信主側のリスクは高まるため、料金としては配信課金方式に比べ高くなる傾向があります。

メール広告内に配置してある遷移先LPのコンバージョン率によって費用対効果が決まる方式であると言えます。

メール広告の料金相場としては、下記の表を参考にしてください!

料金形態費用相場
配信課金型配信数×10〜20円
クリック課金型300〜800円/クリック
メール広告の料金相場

メール広告の媒体

さて、ここまではメール広告についての概要について解説させて頂きました。

ここからは、実際のメール広告のおすすめの媒体について紹介したいと思います。

【メール広告の媒体1】MAG2NEWS

メール広告のおすすめ媒体1 MAG2NEWS
メール広告のおすすめ媒体1 MAG2NEWS

MAG2NEWSとは、メルマガ購読者数750万人の日本最大級の総合ビジネスメディアです。

主に、30〜50代の男性がメインのターゲットとなっています。

また、ビジネス誌のため、ビジネスリテラシーも比較的高く、年齢と合わせることで所得層がある程度高いことも予想できます。

2種類のメール広告が配信可能です。

  • テキスト形式
  • HTML形式

ビジネスマンがメインのターゲットであったり、高単価の商材の場合には相性の良いメール広告配信となるかと思います!

メルマガ購読者790万人
配信可能広告テキスト形式、HTML形式
配信数テキスト形式:240万件
HTML形式:170万件
料金形態配信課金方式
掲載料金300〜500万円
ホームページMAG2NEWS
媒体資料MAG2NEWS媒体資料

【メール広告の媒体2】キャリコネニュース

メール広告のおすすめ媒体2 キャリネコニュース
メール広告のおすすめ媒体2 キャリネコニュース

キャリコネニュースとは、メルマガ購読者数50万人の日本最大級のビジネスパーソン向け総合ニュースメディアです。

主なターゲットは、20代の会社員です。

配信方式では、テキスト形式のみの為、文章の工夫はかなり必要であると言えます。

また、ターゲティング方法も特殊で、

  • 学校名
  • 会社名

などといった形のターゲティングが可能です。

特定の会社や学校に対して配信したい場合などには、かなり効果的なメール広告であると言えます。

メルマガ購読者50万人
配信可能広告テキスト形式
料金形態配信課金型
掲載料金配信数×20円
最低発注数1万件
ホームページキャリコネニュース
媒体資料キャリコネニュース媒体資料ダウンロードページ

メール広告の媒体3:プレジデントオンライン

メール広告のおすすめ媒体3 プレジデントオンライン
メール広告のおすすめ媒体3 プレジデントオンライン

プレジデントオンラインとは、メルマガ購読者数34万人の日本最大級のビジネスメディアです。

主なユーザー層は、40代男性です。

HTML形式のメール広告のみが配信可能だ。

また、下記のようなわかりやすい指標でターゲティング出来るため、扱いやすい広告媒体であると言えます。

  • 性別
  • 年齢
  • 年収
  • 業種

40代がメインボリュームのため、MAG2NEWSと同様に高所得向けのサービスなどが相性が良いと考えられます。

メルマガ購読者34万人
配信可能広告HTML形式
料金形態配信課金型
掲載料金配信数×80〜120円
最低発注数2,500件
ホームページプレジデントオンライン
媒体資料プレジデントオンライン媒体資料

【メール広告の媒体4】Ozmall

Ozmallとは、メルマガ購読者数80万人の女性向けおでかけ体験メディアです。

主なユーザー層は、25〜39歳の女性です。

HTML形式のメール広告でのみ配信可能となっています。

プレジデントオンラインと同様に、下記のようなわかりやすい指標でターゲティングを行うことが可能です。

  • 性別
  • 年齢
  • 居住地
  • 職業
  • 趣味嗜好

メルマガとしては、少し珍しい女性向けのメディアとなっています。

また、お出かけメディアであるため、比較的アクティブな女性に向けのサービスについては特に相性が良いと考えれます。

メルマガ購読者80万人
配信可能広告HTML形式
料金形態配信課金型
掲載料金10万円/5,000件
最低発注数1万件
ホームページOzmall
媒体資料Ozmall媒体資料

メール広告の作り方

さて、ここからはメール広告の作成方法について解説したいと思います。

メール広告の作成手順としては、下記のような形となります。

  • ペルソナ作成
  • タイトル作成
  • 文章作成
  • 配信設定

ざっくりとしては、上記のような流れとなっています。

それぞれについて詳しく解説したいと思います。

【メール広告の作り方1】ペルソナ作成

ペルソナ作成とは、想定されるメール広告を配信するターゲットです。

このペルソナをはじめに作成しておくことで、どのようなタイトルや文章を作成するかを決定していきます。

ペルソナの設定項目としては、

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 所得
  • 子供の有無

は確実に設定したほうが良いかと思います。

他にも、生活のリズムなども想定すると、何時に配信したほうが良いかなどもイメージが湧きやすくなるため、おすすめです。

【メール広告の作り方2】タイトル作成

ペルソナの設定が終わったら、今度は配信されたユーザーの目に最初に触れるメールタイトルを作成します。

このタイトルが良いものでないと、そもそもメールを開封してくれないため、広告の効果も大きく低下してしまいます。

タイトルではユーザーの目を引きやすく、興味を示しやすいものを設定しましょう。

具体的な例としては、下記のような方法が考えられます。

  • タイトルに数字を含める
  • 危機感を煽る
  • 【】を使う

などです。これ以外にも商材によって様々な方法がありますので、PDCAを回しながら最適なものを決定しましょう。

【メール広告の作り方3】文章作成

タイトルまでの作成が終わったら、次は文章を作成していきましょう。

また、文章を作成する上でのコツの1つとして、「重要なことは冒頭に書く」というものを行いましょう。

何故なら、メール広告では、きちんと最後まで読んでもらうことが大切であるため、冒頭に重要なことを示すことで、読了率が劇的に上がります。

また、他にもAIDMAの法則などを意識しながら、文章を作成していきましょう。

【メール広告の作り方4】配信設定

そして、文章作成まで終わったら配信設定です。

配信設定ん関しては、基本的に配信主が行うことが多いかと思いますが、配信設定で意識すべきポイントとしては、やはり日時です。

ペルソナの生活方法に基づいて、配信の適切なタイミングを見極めましょう。

また、メール広告の作成方法については、下記の関連記事も参考にしてみてください。

より詳しく解説しています。

関連記事:メール広告の作成方法を徹底解説!0から100まで読めば分かる

まとめ

今回は、メール広告について詳しく解説させて頂きました!

メール広告は費用も安くない上に広告手法の中でもかなり奥の深い広告手法となっています。

そのため、メール広告についてはインハウスでの開始はおすすめせず、広告代理店にお任せすることをおすすめします。

弊社ではメール広告の配信までのお手伝いも行っております。

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児島 和樹

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個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。

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