リスティング広告
- 2024/2/9
- 2024/1/16
リスティング広告のエリア指定とは?意外と知らない情報...
監修者プロフィール
「広告カスタマイザって何だろう?」
「広告カスタマイザってどうやって使うの?」
「広告カスタマイザを活用したい!」
この記事を読んでいる方は、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
今回は、広告をより効果的に運用するのに最適な広告カスタマイザについて詳しく解説させて頂きたいと思います!
INDEX
広告カスタマイザについて、下記の動画で詳しく解説しています!
また、設定方法についても解説していますので、文字を読むのが面倒だという方は動画を参考にしてみてください!
引用元:https://youtu.be/2Lbn9Uj-I50
広告カスタマイザとは、Google広告やYahoo!広告で提供されている機能で、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示する広告文を変動する機能のことです。
例えば、ユーザーが「東京 美容室」と検索したとすると、ユーザーに表示される広告文が「東京で美容室をお探しなら,,,」という広告文になるような形です。
この広告カスタマイザは様々な点で効果的です。
何故なら、下記のようなメリットが期待できるからです。
それぞれ詳しく解説したいと思います。
広告カスタマイザは、様々な地域で店舗を持っている場合にとても効果的です。
何故なら、地域ごとに違った地域名を入れた広告文を配信することが可能だからです。
より詳しく解説すると、地域ごとで広告を配信する場合、「渋谷 美容室」「新宿 美容室」というようにキーワードを設定するかと思います。
上記のようなキーワードに対して、同じ広告文を配信してしまうと、キーワードを広告文の中に入れづらくなってしまい、広告文とキーワードの関連性が下がってしまいます。
一方で、広告カスタマイザを使うと、「渋谷 美容室」という検索した人には、「渋谷で美容室をお探しの方…」という広告文を配信し、「新宿 美容室」という検索した人には、「新宿で美容室をお探しの方…」という形で確実に配信を分けることが可能です。
これにより、検索キーワードと広告文の関連性が上がります。
検索キーワードと広告文の関連性が上がると品質スコアが向上し、クリック単価の低下に繋がります。
ちなみに、この広告カスタマイザはレスポンシブ検索広告では利用できないです。
参考記事①:リスティング広告の入札とは?入札単価調整の罠を詳しく解説!
広告カスタマイザを利用することで、ユーザーは自分が検索したキーワードと同じキーワードが含まれた広告文が配信されることになります。
自分が検索したキーワードと同じキーワードが広告文に含まれているとクリック率が上がりやすい傾向にあります。
クリック率が上がることでより多くのユーザーを獲得出来たり、品質スコアの向上に繋がったりなどのメリットがあります。
参考記事①:平均クリック率5%が目安?リスティング広告のCTRとは?!
参考記事②:バナー広告のクリック率(CTR)を徹底解説!CTRを上げる施策も大公開!
広告カスタマイザの使うタイミングとしては、基本的に地域キーワードを使って検索される商材を扱っている企業であったり、多くの種類の商材を扱っている企業であったりなどです。
最近のリスティング広告では、自動化が進んでいます。
その自動化に対応するために、hagakure構造やCOREというものに対応していく必要があると言われています。
hagakure構造やCOREとは、よりシンプルなアカウント構造にするという考え方のことです。
この考え方に従うと、従来推奨されていた1キーワード1広告グループのようなアカウント構造を設定することは自動化に最適でないということになります。
何故なら、インプレッションやコンバージョンなどが分散してしまい、自動化がきちんと機能するのに必要なデータの母数を集めることが難しくなってしまうからです。
一方で、広告カスタマイザを利用することで、広告グループを集約することが可能になり、自動化に最適化することが可能になるのです。
hagakure構造については、hagakure構造について詳しく解説した記事がありますので、是非参考にしてみてください!
広告カスタマイザの設定は下記のような順序で行っていきます。
まずは、.csvの拡張子で以下のようなデータフィードを作成します。
上記の例だと、挿入KW1と挿入KW2の列の部分が検索キーワードによって変動する形です。
マッチタイプの部分だけ特殊で、下記のように入力します。
絞り込み部分一致は部分一致と同じです。
上記で作成した、データフィードを広告の管理画面上からアップロードします。
Google広告での例で以下に示します。
ツールと設定をクリックしましょう。
ツールを設定すると、「ビジネスデータ」という項目があるため、クリックします。
+マークをクリックします。
「広告カスタマイザデータ」をクリックします。
名前のところに適切な名前をつけましょう。
ここで入力した名前は、広告を作成する際に入力しますのであまり長い名前にしないようにしましょう。
先ほどのように地域に関する情報であれば、「エリア」や「地域」という名前です。
その後、先ほど作成したデータフィードを「パソコンからファイルを選択」でアップロードします。
アップロードが完了したら、適用をクリックします。
その後、上記のように表示がされるかと思います。
アップロードされているのが確認出来たら、名前の部分をクリックしましょう。
そうすると、下記のように表示されます。
この場面で、エラーや文字化けなどがなければアップロードに問題がありません。
入力した広告グループやキャンペーンが存在しない場合があります。
また、入力された項目に誤りがある場合がほとんどですので、入力内容に不備がないか確認しましょう。
ただのエラーである場合が多いです。
ファイル名を英字だけにしてみたり、同じ内容のファイルを作成して再度アップロードしてみましょう。
上記の画像のように、広告文の作成画面でフォーマットを入力します。
{=データフィード名.挿入したいKWが含まれた列の名前}
見出し以外にも、説明文やパスの部分でも利用できます。
また、{}だけ入力すれば、補助的な説明のポップアップが出ますので、そちらを参考にしましょう。
ここまで完了すれば、広告カスタマイザの設定は完了です。
プレビュー画面で、きちんと表示したい項目が表示されているかは確認しておくようにしましょう。
今回は、広告カスタマイザについて解説させて頂きました。
広告カスタマイザは商材によっては、必須の機能と言えます。
また、自動入札機能を使う場合はよりその重要性が上がります。
ただし、設定自体は少しややこしい方もいるかと思います。
Web集客を行いたいけど、難しいというような方は是非無料相談をご利用ください!
現状のご状況を丁寧にヒアリングさせて頂き、最適な集客プランをご提案させて頂きます。
参考記事①:バナー広告とは?作り方からデザインまで全て解説!
参考記事②:【初心者向け】リスティング広告とは?メリット・デメリットも詳しく解説!
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